2012/07/27  タジキスタン・ムルガブ北20キロ-ムルガブ  “ホーローグ銃撃戦情勢の行方・・・ (゜o゜;;”

どうなってるのか”ホーローグ銃撃戦”・・・・

テントが斜めに傾いていたため、なかなか寝付けず嵐の夜を過ごしました・・・・。
( ̄△ ̄;)さて・・・とりあえず“ムルガブ”町まで行って“ホーローグ”町の情報を手に入れないとな・・・。」

たくさんの蚊を振り払いながら出発!標高3800m・気温19度・快晴です。
朝から“ビュービュー!”向かい風。昨日の標高4650mの山を越えてから、主に風は南から吹いてきます。

町で情報収集っす
「ぬっ!くっ!(; ̄Д ̄)・・・やっぱ向かい風は下りでもこたえるなぁ・・・。今日はちょっとの距離だ!さっさと“ムルガブ”へ行くぞ!」

10時には“ムルガブ”町に到着。銀行もある、中位の町です。
宿はたくさん有りそうだが、昨日サイクラーに聞いた宿に直行!
到着すると・・・

「あれ??o(_= _)o・・・誰もいないなぁ・・・。ここで足止めをくらっている旅行者がたくさんいるはずだが・・・・。キルギスに引き返したかな・・・(・ε・?。でも、昨日・今日で自転車を積んだ車は一台も見てないしなぁ・・・。」

宿のお姉さんに聞いてみると、今朝6人組がジープをチャーターして、“ホーローグ”町に向かったそうだ。お姉さんにインフォメーションオフィスの場所を聞いて、情報収集。

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インフォメーションオフィスのお姉さん・ホーローグから昨夜やってきた旅行者達に聞いた情報。

4日前の夜に、突然の銃声が“ホーローグ”町に鳴り響いた。
銃声の原因は、“ドラッグ密輸グループ”と“タジキスタン兵”が衝突し、町は混乱に落ちいったらしい。
情勢は日に日に落ち着いてきたが、旅行者は2~3日表に出られず、町が落ち着いた昨夜“ホーローグ”町を車で出てきたそうだ。
昨日の時点で銃声は無くなっていたらしいが、町は緊迫しているとの事。“ホーローグ”町の真ん中で起こった銃撃戦らしい。ホーローグ周辺(半径5~10キロ)は、いたって落ち着いている様子。
今回の衝突に“アフガニスタン”は直接関係は無いので“アフガニスタン”側は平和そのものらしい。でも、ドラッグが運ばれてくるのは“アフガニスタン”からです。
ここまでの道中で聞いた“死者200人”というのは、情報が錯綜していたみたいです。それでも、タジキスタン兵が13人死亡したとの事・・・何が真実かは不明。

昨日まで“ムルガブ”で足止めをくらっていたサイクリスト達も、どうやら昨日・今朝で旅立った様子。自転車で“ムルガブ”から“ホーローグ”までは、最低でも4日はかかる距離。
日に日に落ち着いてきているという情報に、皆さん移動を決意したようだ・・・。

ここ“ムルガブ”町から首都“ドゥシャンベ”への道は、“ホーローグ”町を通らないと行けない。
山中を突き抜ける道もあるが、そこまで1日半ほど道を戻らないといけない。さらに、その道を探しながらココまでやってきたのだが、道らしい道は見つからなかった・・・。きっと、かなり険しい獣道なのかも・・・。

全ての情報は確かではありません。しかし、決断は私がする事です。
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そんなこんなで、“ムルガブ”の宿を回りながら、情報を集めながら、出した答えは“このまま予定通りの道で、首都ドゥシャンベを目指します”。
ジープチャーターは高すぎ
ただ、“ホーローグ”町には滞在せず、手前10キロ程に着いたら、その日の“ホーローグ”情勢を確認して、一気に通過する。・・・そこまでも100%安全とは言えないが、ホーローグからやってきた旅行者は皆、“ホーローグ町の真ん中以外は、大丈夫だろう”と、言っていたので、手前まではぶっ飛ばして行きます。

もし、“ホーローグ”を抜けるまでの道中で、再度衝突があったら、車で引き返す他ありません。・・・これ以上の衝突が無いよう祈るばかりです。

“ホーローグ”までは標高4000mの山々を何度か越えます。この状況で進むのは無茶なのかもしれませんが、自分の命を最優先しながら進みたいと思います。 m_ _m

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