2011/07/01(金) 「死」はすぐ隣に・・・。

前回、亘理町へボランティア活動に向かう際に、同行者の覚さん(植木屋のユンボリーダー)といろんな話をした。
ほとんどはなんの意味もない楽しくくだらない会話だったが、一つだけ心に引っかかってる言葉がある。
「気合いれないと、死ぬぞ・・・・」
覚さんは、仕事中に何度か「死」が近いと感じる事があった。。その「死」を近くに感じた時に、心をどこかに持っていかれそうになった。
その数々の経験から、自転車世界一周の際にも「心をどこかに持っていかれそうな瞬間」がやってくるだろう、その時に「気合」が入ってないと死んでしまう、と言うのだ。
・・・自分は、今までに「死」を考えた事はあっても、「このままでは死ぬな」と感じた事はない。
覚さんは、「死が近いと感じた経験」がないのなら、これから起こりうるあらゆる過酷なシチュエーションを想定しておくと、「心をどこかにもっていかれそうな瞬間」に少しは対処できるのでは、とアドバイスもくれた。
・・・・それまで、「出発前までに準備できる事はすべて準備しておこう」、考えながら日々を過ごしていたので、覚さんの言葉を「すっ」と受け入れたつもりだった。
その後、左足を切り20針の手術・・・。
・・・・私は、反省をした。・・・「反省をしなくては」と感じた。
・・・慣れや疲れからの気の緩み、慢心、「己の行動を、どんな状況下でも、一度ふり返る」事を怠った結果が今回の大怪我。そして、以前からなんとなく感じている、「昔から俺の根本にある改善しなくてはいけない何か」を見つけて、反省(改善)しないと、今回の怪我から何も学べないんじゃないのかなと思った。「何か」を改善しないまま世界一周にでかけるのが自殺行為にも思えてきた。
・・・「何か」を明確にはわかっていないが、その「何か」に繋がるであろう改善できる事は一つわかっている。・・・・タバコをやめれない俺の弱い意志だ。・・・タバコをやめれば怪我をしないわけではない。ただ、世界一周に向けての準備の一環でもある。・・・タバコをやめる事で健康・体力・金銭面の改善に大いに繋がる。これは世界一周に向けて、いま一番に準備出来る事だ。「いま準備出来る事」を俺は怠っている。準備を怠けている。
・・・まだ心のどこかで世界一周を軽んじてるのだろう。「出発前までに準備できる事はすべて準備しておこう」とは、物の準備をしていただけだった。
タバコをやめる事をなあなあにしながら自分の「弱い意志」の改善を後回しにしていた。ここ2~3年で今の俺にはタバコは必要ない物だと気がついた。タバコをやめる事で、集中して「気」を引き締めやすくなるだろう。心の準備・心構えはなにも整っていなかった。小さな事だけど、この「弱い意志」を乗り越える事によって、「世界一周の心構え」に対して、「気」が一つ入るとと思う。
「今できることを一生懸命やる」・・・・これが大事だと思う。タバコを止めることは一生懸命生きることの一部かな。
考えすぎですね。


1 件のコメント :

ごとうあや さんのコメント...

大きな一歩ですね。おうえんしてます。