2012/04/03 中国・大理−ジャンチュワン  “穏やかな高原地帯”

起床。8時に出発!
次の大きな目的地は"シャングリラ"。35日の予定。これからは、2−3日間は野宿します。
節約もそうですが、穏やかな気候・山々に囲まれてのキャンプは結構気持いいっす♪(m*
大理・標高2000m、大きな湖を右に・34000m級の山脈を左に見ながら、片道3斜線の大きな国道をグイグイ北上します。ここのままこの大きな国道で"麗江"というとてもキレイな観光地に行けるのですが、"これじゃー、つまらん。"って事で、国道をそれ省道に入ります。


売店で休憩しようと止まると…んん??…何じゃこりゃ??"自産牛扇"??…食べ物だな。牛乳のお菓子かな?? 
「これ、ちょーだい。(°∇°;)
薄く白い筒状の食いもんを、がぶっ!!っと…なんじゃー…酸味があるー…牛クセー…???…チーズ?・・。なんだか、スライスチーズをカピカピに乾燥させた感じ…。夕飯にしましょー。
少し風味が違うけど、中国でもチーズあるんだな。…どうやって食うのかは謎です。

省道に入ると、1斜線。観光ポイントもない道ですが、畑に囲まれ、その周りには山々が…。

「あぁー気ん持ちいいなぁー。山は遠いし、今日は上りも少なそうだなぁー。v( ̄∇ ̄)v

小さな省道には、たくさんのバイク・自転車・小型トラックが止まっています。
畑のいたる所に人が…今日は祝日だからか、たくさんの人が収穫したり耕したりしてます。
こんなに畑に人がいるの初めて見た…。きっと家族総出なんだろうなぁー。いいね。

畑を抜け、小さな町を抜け・・・おっ??石の細工工場が多いな・・・そっか、"大理石"って、ここの事だったのかなぁ?世界中で使われている石は、中国の山奥から採取してるのかぁ。
ほえーっと、進んでいると、上りに差し掛かりました。

ちょくちょく白い花が咲いた木を見かけます・・・??梅の花だ!!
満開の梅の花…日本は桜の時期ですね。こちらも梅が満開です、
えっちらほっちら。晴天の中の上りですが、今までのような滝の汗が出ないな・・・。空気が冷たいのかな?・・・。しかし、短パンから下の足は真っ黒にやけています。だいぶ高い所なんだなぁ。

えっほえっほ上っていると、何かが路上に並んでる・・・。
「おお!!獣!うさぎさん!・・・まだまだ元気ですが・・・まさか、飼うためじゃないっすよね。これ、食べるの??( ̄〜 ̄;

おっちゃん「うん。( ・_・)

航 「こっちの孔雀みたいなのも??(・  _  ・ ;

おっちゃん「うんうん。( ・_・)

んー・・・。生きるって大変ですな。おいちゃんがんばって売ってくださいな!

天辺!2600m!日々最高記録を更新してますな!。
ざぁー!!っと下って…

「おお!!荒れた道!!久しぶり…がっがっがっが!!やっぱ、整備されてるほうがいー!!」

山を下ると、また広ォーい高原。お昼を軽く済ませ、グイグイ北上。
3時に中位の町"ジャンチュワン"に到着。

「さて・・・ここで、早めのご飯を食べて、野宿セット買いましょ。」

水と袋麺。もう、乾麺は買いません!
町は野宿しずらいので、そのまま北上。10キロ程走ると道の脇に良い場所発見!
360度、山ばっか。山、丸見えです。
テントを立て、夕暮れ時。

「そういえば、山の夕日って赤いのかな??(・ε・?

じぃー・・・っと太陽が沈むのを待って、観察する事に。
6時半だというのに、まだ昼間みたいな空。反対側には真っ白お月様も見える。だんだん太陽が山に近づいていくと、やっと光がオレンジっぽくなってきたが・・・強い光のまま、太陽くんは山に落ちていきました。

「なるへそ・・・夕焼けは見れないのね・・・。もっと高い所なら見れのかな・・・また、観察すっか。」

8時でも、空は明るいっす。雲南省の日暮れは遅いのですな。
北側の山々は近いな…。明日は上りスタートになりそうでっす!

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