いそいそと出発の準備。アツシさんが起きてきてお見送りしてくれた。
7日も世話になってしまった。世界の中心で日本の居心地で体力100%回復!!。お土産にアツシさんお手製ぶどうパンも頂き嬉しかですたい。同僚のユカさんにも春雨スープ頂いたしお土産いっぱい。
アツシさんに深くお礼を言って出発。大変お世話になりましたあ~~♬。
さぁ、オーストラリアも残すは距離2000km強。
まずは来た道を140km程戻るっす。戻って北上。そして国立公園を抜けて、お次の目的地「アリススプリングス」まで7日ほどっす。
8時半になっちった。エッホエッホで同じ道。
おセンチな淋しさはもうダイブ薄らいだ。
・・・・何処まで走るのか・・・・タイまで走ればその後日本へと「直行ルート」をとるのか、一時帰国覚悟で「インドルート」をとるのかを決めないといけない。ビザ・季節の関係もあるのでマレーシアまでに入るまでには決めないと。
まずは自分の自転車世界一周とは何かをもう一度見つめ直さないと。
最近は淋しさだけでなく色んな不安が少しづつ湧き出てきてて、落ち着いて考える事もなかった。
エッホエッホで南東からのそよそよ風。問題ない。景色も一緒だし、次第に内に意識が入ってきた。
この旅の目的は「自転車世界一周」なんだよな・・・インドルートはかなり大回りだがとても魅力的だ。ヒマラヤの端っこを抜けるキツぃコースで走りがいがあるし間違いなく絶景が待ち受けてる。・・・しかし、それが目的なのか・・・タイから真っ直ぐ日本へ向かうのでは満足しないのか・・・・。
この先の人生で、こんな貴重な時間はもう取れないだろう。だとしたら、インドルートへ行くのもコレが最後のチャンス。
難路を克服して、絶景と大自然の真っ只中へ行く。これが、この旅の醍醐味だ。
なので、インドルートは間違いなく楽しい。
しかしながら、もう、過酷な道は超えられる自信があるし、十分と言っていいほどに絶景は味わってきた。
アンデス山脈では、この旅での経験をフル活用し、全力で飛び込んでいき走りきった。アンデス山脈を越えて過酷な道への挑戦は満足している気がする。
しかし、この旅の本質は自転車世界一周だ。世界一周の道中で難路があれば立ち向かってきた。
大きく寄り道して、更にビザのために一時帰国して、冬越えのために時間を潰さないといけない・・・・何か違う気がする。
インドルートだけでなく、魅力的な道・国はまだまだ沢山ある。魅力的な道へと向かいだしたらこの旅はいつになっても終わらない。目的を履き違えてダラダラと長い自転車旅になってしまいそうだ。
何処の道を通って大回りしても、日本が近づく度にまた同じ悩みが出てくるだろう。
もちろん・・・満足いくまで走りたい。でも、目的なく走り続けて満足する事はあるのかな??・・・・。
それでは帰国してどうするのか・・・を、考え始めた。
急いで帰る必要があるのか??・・・・次の希望・人生は何をするのか・・・・結婚したい・・・食堂やりたい・・・これが優先的か??。
結婚は相手があってのもので、ご縁があってから考えましょ。
しかし・・・そんなスグに食堂経営なんてできるはずもない・・・・もっと料理の勉強しないと・・・・野菜の勉強がしたいな・・・・日本には四季おりおりの野菜があるからな。季節の野菜を使っての調理方法を学ばないと・・・って、日本で食堂経営したいのか??・・・・何処で・・・カナダか??・・・。
食堂経営の事を考え出すと、頭がいっぱいになってしまう。でも悩みになるのでなく、楽しいワクワク感が湧いて出てくる。
っと、走って休んでしてる内に、もう5時。目的の休憩所に到着。
考えて走ってる内に1日が終わってしまった。
夜になって星が・・・天の川が・・・・綺麗ですわ。世界の中心での楽しみは万天の星空ですな。
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