2011/10/14 前途多難ってこういう事ね・・・。

テッペン!


 
天気は快晴。
ぐっすり眠れたおかげで、いい気持ちで朝を迎えられた。やっぱ、寝袋は大事です。
メシ食って、ちゃちゃっと片して出発!行くぜ二日目!
ものの五分もしないうちに、箱根峠のテッペンに到達!「いえぇ~、快調快調!」 

その後は、芦ノ湖を越え、晴天絶景を楽しみながらの長い下り坂。「うひょ~、気ん持ちいいっすわ~」。自転車で苦労して上った後の下り坂、こいつはバイクとも違う、気持ち良さがありますな。一度お試しあれ!

 



由比はさくらえびの香り。さくらえびソバ!



ここから下り。気分に調子も良く軽快に走ってると、ぷぅ~んっていい香り・・・乾燥魚介系?・・回りを見渡すと「桜海老」ののぼりがいっぱい。ここは東海道の宿場「由比」。なにより、商店街を抜け切るまで、ずぅ~っとぽわぁ~んって桜海老の香り。・・・香りにホンロウされながらも由比関所通過・・・、しかし、我慢できず早めの昼。



芦ノ湖のこのこ
  メシくって表に出ると曇ってた、1号線をひた走りまずは静岡市を目指す。右手に富士山の絶景のはずだったが、アイニクの曇りでかくれんぼ・・。ざぁ~んねんしかし、気温は調度よく軽快に走っていると、予定より早く静岡着。体力良好。「うし!今日は天竜川まで行けっかな。」その後、宇津ノ谷峠、日坂、の峠が2箇所あり、峠を越えるとさすがに筋肉ピクピクいいだした。モダンなトラック野郎茶屋でおでんをくいながらお話を聞くと「この後は下りだから楽ですよ(^0^)」。


 「よっしゃ!日は落ちるけど行けるな。」・・・ひたすらコギコギ。途中日が暮れて暗くなったが一号線は明るい。天気も怪しげだったが何とか最後まで降らなかった。ふぅ~。


天竜川着いたぁ~。8時になっちゃった・・・。


テントを橋の下に張り、これで雨が降っても大丈夫!。
メシ食って、走行距離を確認すると「・・・180キロ!!そんなに走ったの!下りとはいえ峠2箇所・・・寝ましょネマッショ。」
明日には名古屋行けそうだな。消灯。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



Zzzzzzzzzzzzzzz~~~~・・・・・・



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ザぁーーーーー・・・・・・じゃーーーー。・・・ザザザザザアーーーあ!!



途中で何度か目を覚ましたが、眠い・・・・。ごろんと寝返り打つと・・「ポヨォ~ン」・・いつから俺のテントはウォーターベットに・・・



・・・・・・・・・・・・?????????????・・・・・・・




・・・・・・・・・・・!!!!!!!!!!!!!!!



「いかん!!」ガバっと起きてテントを開けると・・・・うひゃ~~、池になってるわぁ~あ・・・やってもうたね・・・すでに床下浸水。テント内浸水までカウントダウンわずか!!「あちゃちゃちゃ~~。」考える間もなく、広げた荷物を急いでバックに詰めるが、荷物が多いので時間がかかる。
わっ!っわわ!!水攻めじゃ~あ

あちゃ~・・・とりあえず雨がしのげる場所に荷物・自転車を避難。なんとか難を逃れたが、テント、荷物はビショビショだぁ。あちゃちゃ~~・・。
参ったなぁ~あ。んでも、このままだと、天竜川になっちゃうよ!!逃げましょにげましょ!!
・・どこに??夜中の2時です・・。なんかあったけか???・・・まずは移動だい!!







カッパきて、すたこらさっさ。天竜川さん。思い出をありがとうよ。



すたこらすたこら風びゅーびゅー。



・・・・すたこらすたこら雨ザァーザァー。



・・・いけどもいけどもお先はまっくら。



・・・とおくにあかりがぽつんとみえる



・・・マックだマックだマクドです・・・



ドアを開けて、「旅のものですが、雨にやられまして、一晩こちらで休ませてはいただけませぬか」



店の娘は「どうぞどうぞ旅の方。なにもございませんがごゆるりとしてくださいな。」



お言葉に甘え、店の端っこで休ませていただく事に・・・。


注文しないと申し訳なく思いカウンターへ・・・



もし娘さん、注文をお願いできますか?」


・・返事がない・・・


・・そ~っと奥をのぞきこむと・・


なんともまあ、一羽の鶴がフライヤーの前でポテトを揚げているじありませんか!!
ありませんな!!そんな事はありませんな!!!役が逆です!!


だーあ、いろんな事がおきますな!!今日の教訓!橋の下にテントは張るな!


とまあ、素敵な長い一日でした。そして長い記録のブログでした。

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