2012/12/09エチオピア・ウェロテ東30k⇒デブレタボォル(走行距離時間 103k 8:31)“エチオピア人・・・・( ̄_ ̄|||)”

一晩この格好でしたぁ・・・寒ぃでしょうに・・・。

起床すると、昨日話した3人がテントの横で寝ていた。まったく意思疎通が出来ないので、朝飯を準備しながらチャイをふるまった。
(-_-;)夜はカナリの冷え込みだった。理由は分からないが、1晩田んぼで明かすのはシンドイはず・・・ここがもし彼らの私有地だったのなら、お礼をしなくてはいけないと思い少しばかりのお金15ブル(75円位)を渡そうとするが、受け取ってくれない・・・。

そのまま、テントを片して出発しようと、お礼を一言お金も再度差し出すが受け取らないので、道路に出ると・・・。一人が財布から200ブル出してきた。

(⌒_⌒)トゥーハンドレットブル。」

・・・( ̄□ ̄|||)なんなのかぁ・・・理解不能・・・。さっきのお金は安すぎて受け取らなかっただけなのか・・・。昨夜散々「(; ̄Д ̄)ノーマネー。ノーブル。」っと伝えたはずだが、それだけでは通じてなかったようだ・・・。何故と問いただした所で、意思疎通は不可能。私は「( ̄△ ̄;)ノーマネー・・・(`□´)ノーブル!!」っと、叫び続けるが、3人で目の前を塞がれて前に進めない・・・・。強引に振り切ろうととしても、抑えて止めてくる・・・・。ポッケに突っ込んでいた30ブルを見せ「(`□´)ノーブル!!ノーマネー!!」っと言っても、200ブルを見せてくる・・・。2人は笑顔で止めてくる・・・1人の若者は眉間にシワをよらして「(`Δ´)ポリス!!ポリス!!」っと、反対方向へ連れていこうとする・・・。
ホテルでは180ブルだった。・・・この値段は田舎のエチオピア人にしたらカナリの高額なはず・・・・。ましてや、野宿しているのに200ブルってどういう事だ・・・。身振り手振りで推察すると、1晩護衛したお金を要求しているようだ・・・。もう、拉致が明かないし、エチオピアでは銃が一般的に普及しているので、もしこの兄ちゃんが銃を持っていたら大惨事になるかも・・・。

(;´Д`)ノーマネー!! (TT)ノーブルゥ!!」っと、力の限り叫び続けると、オッチャンが私のお金を突っ込んでいたポッケを指差してきたので、ポッケのお金(30ブル位)を渡すと、追っかけてこなくなった・・・・。危険かもしれないので、バックミラーで3人の様子を伺いながら、姿が見えなくなるまで坂道を歩いて上った・・・。

(_|||)もう、朝から気分は激落ちしながら出発・・・。標高2300m・気温16度・晴れっす。
(=△=)ただただ落ち込みながらも先へ進む・・・。今日は標高3200mまで上がるはず。今日も沢山の人が道を往来してるが、笑顔なんて作る余裕がない私・・・。子供達はお構いなしに、「(≧∇≦)You!!You!!」「(`∀´)Money!!Money!!」「(>▽<)Pen!」っと迫ってくるが、こちらも応対する余裕なし・・・・。
私・・・どうすれば良いのかわからんっす・・・
子供達は無視されてお怒りなのか、次々と投石してくる・・・。たまにものスゴイデカい石まで投げてくる・・・。逃げ切っても次の子供が同じように出てくる・・・・。キレイな畑が広がり、山々には緑が多く、最高の場所なのだが・・・・。

大人達がいないと、子供や若者はやりたい放題のようだ・・・・。大人がいても、「You!!You!!」「Money!!Money!!」「Pen!」攻めは引切り無しにくる・・・上りが多いので子供達は簡単に追いついてくる・・・カバンを叩いたり、ドンキー号を引っ張ったり・・・・。私は大声で怒鳴るがこっちが疲れるだけ・・・周りの大人達はタダ笑っているだけだし・・・ (/ω\*)
もう止まる事なく、意識を前だけに集中して、人の声はシャットダウンするが・・・後ろから石が飛んでくる・・・。低速で引っ張られても、カバンを叩かれても、左右に振れながら前へ前へ・・・・(-_-;)
もう、なんで走っているのかわからなくなってきた・・・。中位の町に入ると、子供・大人共落ち着いている。


・・・チャイ休憩を取るが、頭真っ白け・・・・(´Д`)。そのまま再度漕ぎ出し、エチオピア人全てをシャットダウンしながら走っていると、いつの間にか標高3200m
休憩しても、周りは子供まみれ・・・。真っ白けの私は、何をするでなくタダぼォ~っと空を見つめながら休憩・・・・。後ろのカバンをフト見ると、くくりつけていたゴミ袋が消えてる・・・盗られた・・・やっぱ盗るんだぁ・・・。止まっていると何もしてこない子供達。でも、走り出した途端に「You!!You!!」「Money!!Money!!」「Pen!」攻め・・・。

石を投げられても、空と景色を見ながら、標高3000mのアップダウンを走ります・・・・。もう、写真を撮る気にもならない。・・・・考えれば最低な事ばかり思ってしまうので、下を向きながらただただ先を目指します。

4時に中位の町に入ったので、遅いお昼ゴハン・・・・唯一ホッと出来る瞬間です・・・。ゴハンを食べ、少し元気がでたか、もうちょい先まで走る事に。道は一気に下りに入り、最高の景色の中、人の声も流れていくのでドンドン下って行きます。
(一。一;;今日は景色に救われたぁ・・・。ぼォ~っと、人のいない場所で絶景を眺めながら・・・・。どうやら、山の尾根を走っているみたいで、また上って下って・・・5時を過ぎ、昨日の様にならないようにと、人の敷地以外の場所を探すが、何処も人がいて、畑だったり作物があったり・・・。天辺まで走ると、崖っぷちがあったので、近くの人にお断りをしてからテント設営・・・・。しかし、集まる人々・・・私は「(´Д`)ノーマネー、ノーブルゥ・・・」っとしか言えなくなってる・・・。ゴハンを作り出すと、警官がやってきて携帯を渡してきた。相手は英語で喋ってる。
ここは危険な場所とたけしか理解できなかったが、一人にしてくれとお願いをすると、警官も去っていった・・・。
危険なのは昼間な気がするが・・・・。もう、今日は考えたくないので、早く寝よう・・・。

0 件のコメント :