今日は中国国境手前の町、"NaToei"まで。
すでにたくさんのモーターバイカーから、道の情報をもらっています。
「この先はパーフェクト!」…ホント?…今までが今までだけに、にわかに信じがたい情報ですが…。
とりあえず出発!!
町外れの橋を渡ると…
「なな!!片道2斜線の整備された道ですがな!w(°o°)w …なになに…中国の援助で道を作りましたと…すげーな中国。ラオスまで進出しんだなぁ。」
あまりにスムーズなので、拍子抜けしちゃうほど…。
アップダウンも少なく、長ぁーい下り坂で景色を楽しみながら、「サワディー!」&ハイタッチをしながらゆっくりゆっくり進みます。
ラオスっ子は今日も元気。走ってついてきたり、後ろから押してくれたりと…。
こんな素敵なラオスも今日が最後ですな。
「あー。道は最悪だったけど、最後に気持のいい道で終われてよかったぁー。(⌒ー⌒) ラオスっ子にはいっぱい元気をもらったなぁー。よかったよかった。(⌒∇⌒。)」
3時には"NaToei"に到着。エルマノ-ル・メリーが先着でした。明日は一緒に国境越えです。
早めの夕飯を取り、三人で素晴らしいラオスの思い出・今後を話しあいます。
サイクラーはサイクル話で盛り上げれるからいいな。
宿に戻ると、さらに2台の自転車を発見!タイ側から来ているフランス人カップルでした。
彼らはこれから、ルアンプラバンを目指すそうです。情報や、旅の話、明日中国に向かうなど話していると、フランス人カップルから、気になる情報が…。
「一昨日会った外人も、自転車で中国に抜けようとラオス出国までしたんだけど、中国側で"自転車はダメ"って追い返されたらしいよ…。彼らはこの先の町"LuangNamth"に行って、バスに自転車を積んで、明日、国境に向かうみたいだよ…。」
…まじっすか?? ( ̄□ ̄;) こりゃまた、困った情報ですな…。そんな事一度も聞いたことが無いし、多くのサイクリストがこの国境を通過して行ったのに…。どうなのかな…。でも追い返されたのは事実みたいだ。
…2008年、中国がオリンピックを迎える前の3月に、チベットでチベット僧と中国政府の大規模な衝突がありました。その事実は一切公表されていませんが、多くの死傷者が出たようです。
その後、毎年3月になると、ただでさえ入域不可能なチベット圏が、さらに厳重な警備・検問が行われているようです。4月に入ると警戒は解かれているようです。
…この影響があってもおかしくない。自転車は特に、自由に動き回れるから警戒されているのかも…。
なんにせよ、明日このまま国境に向かうのは良い考えではない。しかし、この小さな町にはバス停が無い。
三人で電話などを使いバスの情報を得て、二つの選択肢が出た。
…通過する中国行きのバスを止めるか、この先の町"LuangNamth"のバス停に行くか。
通過するバスが止まるかどうかはわからない…。確実なのはバス停に向かう事。しかし、中国行きバスは8時発。バスチケットを買うためには6時半には、バス停に着かないといけない。
ここから40キロある…。宿の主人に尋ね、タクシーをお願いすることに。
明日は5時半にまずはタクシーでバス停へ。バスに乗れても、国境が問題…バスに積んである自転車を、中国側がどうとるかに
よる。なにもかも、不明です。
もしも、中国に入れなければ、多くの予定が…。祈るのみです。(-_-;)ムゥ・・・
0 件のコメント :
コメントを投稿