2014/08/31 Argentina, San Antonio de los Cobres南東28k⇒AbraAcay南31k(走行距離時間 46k 5:04) “(>▽<)b アンデス山脈最後の峠越えぇ!!~迷子の子羊~”

      ワタルのチャレンジ!ブチ抜けラグーナルート!!目指すはアンデス麓だぁ!!
やったどぉ!!アンデス山脈最後の峠ぇ!!っと、次の目標と、羊と、最高の日っす♬

昨夜はそんなに冷え込まなかった。でも、3時に目が覚めてしまい睡眠不足ぅぅ・・・・何故ぇ・・・。朝飯食って、アンデス最後の峠越え目指して出発ぅ!!
標高4200m・気温11度・晴れっす。
風は無く寒くない穏やかな朝。目の前の九十九折をウンせホイセでりスタート。
これを越えれば、アンデス山脈完走だぁぁ・・・・コロンビアから続いたアンデス山脈もあとチョットぉぉ・・。
最後の峠は標高4890mのはず。
ガタガタに砂地の上りだが、傾斜はゆるく止まる事なくウンせホイセ。
ガタガタもこれまでの道に比べれば大した事ない。寒さも今までに比べれば鼻クソ。傾斜なんてペルーと比べたら平地みたいなもん。今までの全ての経験が活き、最後の峠は快調に上って上ってぇぇぇ・・・。
最後の峠越えも綺麗っすわぁ~~・・・
 ( ̄∇ ̄ ;) 天辺が見えてきたぁ♫・・・・・おろ??標高計は4900m越えてますけどぉ??
地図には“南米最高峠”っと書いてあるが、標高4890mって書いてある。標高4900m以上の峠なんて南米には盛り盛りあるけど・・・・・。
ウンせホイセで標高4950m突破。
(°∇°;) ・・・・おぉぉ・・・こうれは標高5000m越えてくのかぁぁ?!?!
思ったより楽勝で峠到着。計器は標高4980m位・・・(゜ε゜) なんだい・・・・。
計器を少し振ってみた標高5000mになった♪。
5000mでしょ!ねっ!!記録更新で最後の天辺~~♬
(’▽‘;;) うん♪ここは標高5000mでしょ♫最後の峠越えで記録更新~♪アンデス山脈抜けたどぉぉぉ!!
風が吹き荒れる中で写真を撮ってお弁当。
思ったほど感動しない。まア、これも世界一周の一部だしね。まだまだ先は長いのよ。
アンデス山脈を通過できた事よりも、ここ数日福島の子供達に何か出来ないかばっかが頭をよぎるっす。
昨日の夜も、夏に子供達と自然の中で遊べないか考えていた。
’-’*)  ・・・実行するにはお金がかかる。でも、チャレンジで寄付を募って集まった額とアイデアで工夫すれば出来ない事はない。きっと賛同してくれる人はいるはず。
この峠で決めてしまうか・・・・この旅を終えた後の2016年の夏、子供達に自然で思う存分遊んで学んでもらう。
( ̄Д ̄)ノ うっし!!今後のチャレンジは出来るだけ多くの福島の子供達を自然へ連れていくための寄付を募ろう!
そんでもって、2016年の夏休みに私が日本の自然界へと連れてく!!自然の楽しさを子供達に味わってもらお!!決まり!!
標高5000mアンデス最後の峠で、また次なる新たな目標を決めたっす!!
今は大雑把な案だが、日本を目指して走りながら、案を少しづつ煮詰めながら、有言実行でしょ!
一人で勝手に決めただけなのに、なんか既にスッキリしてしまった♫。
(*≧∀≦*) さってぇぇ~、アンデス麓に下るまでがアンデスですです!!落ちますかぁ~~♪。
アンデス麓へと長ぁぁぁ~~い下りスタート♪落ちますよぉぉ~~~~♪
深い山間へと道は九十九折で伸びてる。
スンゲー景色♫。アンデス走破のご褒美に素晴らしい絶景を頂くっす♪。
何度も立ち止まって見とれてしまう山々。雪の残る黒・黄色・茶色の山々が眩しく光ってるっす。
 見とれながらも、道はガタガタの絶壁。ブレーキしながら、最高の景色をゆぅぅ~~っくり下ってくと、あっつーまに標高4000m
バイバイ♪アンデス珍獣達ぃ~~♪
( ´∀) 全然寒くないね、もう冬着はいらないな。しかし・・・素晴らしい景色だぁ。アンデス山脈頑張ってよかった♫。
まじ綺麗・・・・・
2~3日後に着く標高1700mの“カファヤテ”町が目的地。ホボ下りのはず。
アンデス越えのご褒美っす♪
グングン下って行くと、山間は狭まってきて綺麗な川沿いになった。
見とれちゃうわぁぁぁ・・・・
景色も落ち着いた所で、ガシガシ下っていくと・・・・川・・・・浅いけど幅が広い川越え。
靴を脱いで裸足でドンキー号と川渡り。
 (~ω~) ふぅ~・・・ちめて・・・まぁ仕方ない・・・・まだ落ちまっせ!!
ガタガタ揺れながら・・・・また川・・・・ショウガナイね・・・・。
まだあるの・・・・
靴を脱いで渡ってまた履いて・・・・少し進むと、またまた川・・・。
(; ̄Д ̄) こらぁ・・・いい加減にしなさいよ・・・。
川を渡って先をみると、視界に入った川越え・・・・もう面倒だから裸足でペダルをコイでしまお。
もう・・・・・浅いけど多すぎ!!
少し進んで川を越えて・・・ふぅい~・・・休憩だわ・・・。
(一。一;;) 寒くないし下りだからいいけどね・・・・絶景の道は厄介な道になってきたわ。
もうチョイ走れば村があるはずだが、いくつ川越えがあるのか分からないので、綺麗な川で野宿水を補給して出発。
まだあるかと思いきや、もう終わりなのか出てこない川越え。
標高は3500mになり、サボテンに木が出てきた。気候激変っす。
家もチラホラ出てきて開けた山間になり、気温も上がってきたぁ~。
勢いよくエッホエッホで進んで行き軽い上りに差し掛かると・・・・
「メェ~メェ~メェ~~~~・・・・」
(・_・?) ?????何処だ???
辺りを見回しても1匹もいないが鳴き声はする・・・・っと、後ろを振り返ると道の真ん中にいた子羊。
振り返ってビックリ子羊!!気づかず通ってた・・・
( ̄~ ̄;) おぉ・・・気づかず通り過ぎてた・・・車にひかれるぞお前・・・・なんだ迷子か??
道の真ん中で必死に泣き続ける子羊。泣き疲れたのか立つのがやっとみたい。
おま・・・・よたよたじゃんかぁ・・・
(- -)ヾ もぉ・・・・仕方ないなぁ・・・・って、家は何処よ??他の羊は何処よ????。
迷ったっす・・・・
見渡しても何もない・・・。
何処に連れていけば良いのかわからず、歩いて遠くに見える川の反対側の民家へ。
子羊と川越え・・・あばれるなよ・・・・
オッチャンが出てきて事情を説明すると、「() おぉ、ほら羊の群れが帰ってきたぞ。あれだわ。」っと、さっきの道に羊の群れが帰宅してきた。さっきの岩の壁が羊の家だったみたいね・・・。
あの中に母ちゃんいるだろぉ~~~
もぉ・・・っと、道を引き返してくと、主のおばちゃんと坊主がいたので子羊返却。
セルジオ君に返却ぅ~♪よかったの。
(O;) ものスンゲー数ですなぁ・・・・・迷子の子羊は鳴き続けて動かない・・・・
っと、群れの中から1匹の羊が来た。お母さんかい??よかったの。
か・・母ちゃん♪
羊は鳴き声で判断するんだなぁ・・・同じ鳴き声にしか聞こえないけど子供の鳴き声はわかるのね。愛だわぁ~♫。
関心しながら坊主とお話。なんとも人懐っこい坊主“セルジオ”君。ナイス笑顔っす♪。
もう5時なので、おばちゃんにココで野宿してよいか尋ねると、夜は寒いよって・・・・大丈夫っす。
 しかし強い風が吹いてきたので、羊の群れを囲う壁の前でも良いかと聞くと、横にあった小屋の中で良いよって♪。
() あらま♪助かりますわぁ♫。
丁度テントが入る窓付き羊丸見えの小屋で今日は野宿っす♪。
今日は羊に恵まれてますわ
セルジオ君は帰り際に大声で「ヾ(>▽<) 名前なんだっけぇーーー!!!」っと。
(>ロ<)ノ ワタルだよ!!元気でねぇ!!
これまでの道中、子供達の無邪気で屈託のない笑顔に何度も癒されてきた。幾度も元気をもらった。
どの国の子供も、山・砂漠・田舎っと環境は違えど、鼻水垂らして、焼けた顔して、満面の笑みで太陽の下にいた。
子供は太陽の下で遊ぶもんだ。そういうもんだ。太陽が元気な子供を育てる。
福島の子供達にも太陽サンサンの下で遊べる環境を与えてやらなきゃな。
太陽が、自然が、彼らに満面の笑顔を作るのですな。
セルジオ君に出会え、更に「福島ッ子と夏休み計画」に強い思いがつのったっす。
・・・っと、最高の1日を終え床につくと、壁の外から「メぇ~メぇ~メぇ~・・・・」。
表にでるとズブ濡れの子羊が小川の前で震えてる・・・・。お前も迷子か・・・よく川越えてきたね・・・。
子羊を壁の中に入れて、こちらも床について・・・・・何処かからか「メぇ~メぇ~メぇ・・・・」。
(O;) ・・・またか・・・・。
っと、外に出るとまた子羊。捕まえようとすると逃げる・・・でも鳴きっぱなし・・・。
追っかけてくと少数の羊。門限に遅れて家に入れない羊達だわ。
なんだ・・・・こんなにいるなら子羊の心配しないでいっか。
夜な夜なお母さんに会いたい子羊は鳴きっぱなしっす・・・・。

1 件のコメント :

けんた さんのコメント...

子供と遊ぶイベントは楽しいね。俺の意見としては、福島の子供と言わず、世間一般にいる子供にも自然体験とか野宿体験とかできると良いんじゃないかね。俺も何かの形で参加したいね。今、アウトドア業界で働き始めてるから、何かしらの形で良い案が今度出せれば良いね。