2014/11/14 Argentina, Trelew南西162km⇒Garayalde南西36km(走行距離時間 66k 6:51)“(~Q~;) 風にストーブまで・・・・”

上りっぱなしか・・・しかも豪風・・・すごい所きちゃったな・・・
 起きると・・・ヒュルヒュル・・・っと始まってる風。まだ5時半。
(~ω~) やばいぞ・・・スグにテント片さないと・・・。
急いで飯・・御飯が炊き終わり、続いてお茶を沸かしてると・・・シュボ!・・・っと火が点かなくなった・・・。
またかぁぁぁ!・・・とりあえずお茶は温まったから、ストーブの掃除は後だぁ!
 いそいそとテントを片して出発。標高500m・気温15度・曇り後晴れっす。
まだ・・・まだ弱い風。「ヒュル・・・ヒュぅぅぅぅぅ・・・ヒュウウウウウ」
っと斜め向かい風。35キロ走ればガススタ。そこまで・・・そこまで強くならないでくれ風ぇぇ。
エッホエッホで走りだす・・・・30分もしないで風は「ビュゥゥゥゥゥ!」っと強くんってきた。
(´Д) まぁぁ・・・・まだぁぁぁ・・・・もうちょっと我慢してくれ風ぇぇぇぇ。
願い届かず、少しづつ強くなってきた・・・しかし、昨日まで続いたタラタラ上りは終わったのか、アップダウンが出てきた。
今のウチぃぃぃ・・・まだ走れるゥうゥ。
しかし「ビュウウウウ・・・ヒュル・・・ババババババアア!」っと不規則な強さの風に煽られっぱなし・・・。
( ̄皿 ̄;; ぐウウ!・・・白線から出たら死ぬぞぉぉぉぉ・・・落ち着けぇぇぇ・・・まだ真っ直ぐ走れるゥゥゥゥ・・・。
深呼吸をしながら、乱れる気持ちを落ち着かせ、バランスを保ちながら前進。
全てを吹き飛ばす風・・・・やる気・気力・体力・希望・・・・全てが風に吹き飛ばされていく・・・・。
深呼吸をしながら、気を保つ。そうしないと、頭おかしくなる。
進んで進んで・・・・建物・・・・ガススタぁ?!?!
まだ20km走ってないのに、ガススタ。入っていくと、営業してない・・・でもジュースとか室内にあるな。
( ̄Д ̄;) まぁ・・・残り14kmでガススタあるからな・・・そこまで一気に行くべし!
ガンガン強くなってくる風に、気持ちが・・・弱くなるけど、深呼吸して気を引き締めなし、豪風んぼ中へ。
「ビュウウウウウ!バババババアアア!ビュゥ・・・ババババアア!
(一。一;;) ・・・・まだぁぁぁ・・・・まだ昨日の夕方の風よりましぃぃぃぃ・・・・落ち着けぇぇぇ・・・乱れるなぁぁぁ。
風に対応しながら、気を保ちながら狭い路肩をグネグネ・・・白線越えたら死ぬぞぉぉぉお・・・。
トラックばしばし。しかし、まだ集中力もあり前進しつづけ、やっとこ目的のガススタ到着。
(・◇・;;) ・・・・あら・・・商店もない・・・トイレしかない・・・・。と・・・とりあえず休憩ぇぇぇ・・・・。
ガススタの兄ちゃんに聞けば、次は100km先に食堂、その後80kmでガススタ。
その間何もなし。
 (’▽‘;;・・・・・おぉぉぉ・・・・どうすっかぁぁぁ・・・・とりあえず飯食うかぁぁ・・・。
100km・・・ここで泊まって明日走り始めても、この風で1日で走りきるのは無理だろ・・・。
いくか・・・ここを出たら風が弱まる7時くらいまでは走るしか出来ない・・・止まる事もできない・・・・。
覚悟を決めるしかない・・・しかし風は更に強くなって「ゴオオオオオオオオ!バババババアアアア!」っと、ヒドすぎて走れる状態でなくなってきた・・・・。
(一。一;; も・・・もう少し休憩・・・・静まれぇぇぇ・・・風よ静まれぇぇぇ・・・。
風の当たらない場所で日向ぼっこ・・・あぁぁ・・・気持ち良い・・・っとうたた寝・・・。
Σ(д゚;) そうだ!ストーブの掃除をしなきゃ!。
ストーブを引っ張り出して、掃除開始。
この前掃除したばっか・・・また煤が詰まったのか・・・。
よく見ると、煤が石の様に固まってこびりついてる。ガスガス削って掃除完了。
っと試しに火を点けるとい・・・「ゴォォォォゴォゴォォ・・・プシューーーーー!!」っと赤い火になってしまう。
(´Д) まずい・・・ついに壊れたか・・・。
何度も解体してイロイロ試してみるが、うまく青い火に落ち着かない。
(~ω~) ぐゥゥゥ・・・まだ火は点く・・とりあえずこれで様子見るしかない・・・・。
2時になってもーた。風は・・・対して変わってない。でも先に進まないと食料は残り2泊分。
今日はまだ走っとかないと、明後日に町に着くのは難しい。
( ̄Д ̄)ノ いくしかない・・・突撃じゃぁぁぁ!
 風ぇぇ・・・「ビュゥゥゥゥ!ババババババババぁぁ!ビュウウウ!ゴォォォォォお!!」
凄まじい。しかし心は何故か落ち着いている。
( ̄∇ ̄ ;) へっ・・・もう好きなだけ吹けばいいさ・・・お前なんぞに私は止められないわい・・・・。
昼寝もしてスッキリしたし、気の焦りがなくなったのか、風に煽られながらも深呼吸しながら、またまた続くタラタラ上りをユックリ前進。
少し風が弱くなってきたかな・・・へへ・・・終わりかい風ちゃんよ・・・まぁ昨日思う存分吹いたしね・・・。
程よい石ころがあったので休憩。今日はさっきのガススタから50kmは走っときたい。
( ̄- ̄) 残り35km・・・風がこの調子ならいけるかな・・。
更に先へ進みだすと、落ち着いていた風がまた息を吹き返してきた!
「ババババババ!ゴオオオオオオ!!ズゴオオオオオ!!
さっきよりスゴイ。しかも道は非常にも右へ曲がってく・・・真向かい風・・・。
~Д~;) ひぐおォォォォ!!ひげぇぇぇぇ!!走れないぃぃぃい。
真正面からの風に、横からんぼい突風が吹くと、バタン!っと倒されるドンキー号。
必死の必死で前進するが、時速5キロでよろよろ・・・路肩も危ないので道路脇のダートしか走れない。
 (×_×;) ぐゥひぃぃぃぃぃ・・・こりゃぁぁぁ・・・走れんぞぉぉぉ・・・何か出てこいぃぃぃ・・・。
息も切れて、気持ちも乱れてきた・・・。
必死に前進していくと、道の反対側・風下の道路脇が大きく凹んでる。
ここなら風だいぶ凌げる・・・50km走れなかったがココで終わるか・・・明日は早起きしなきゃな・・・。
テントを立てて、気になるストーブを引っ張り出して夕飯。
( ̄~ ̄;) 火よ・・・点いて・・・。
しゅご!!っと点火すると・・・赤い火まじりながら、まだオッケー。
そのままお湯を沸かしだすと次第に火力が弱まり、また消えた・・・。
( ̄ロ ̄lll) なぁ・・・なんてこったぁぁ・・・死活問題発生だぁぁぁ。
また解体しみると、火力調整のネジまでブッ壊れてる・・・さっき煤を削りすぎたのかぁぁ・・・。
再度点火すると、不安定ながら青い火。


しかし火力調整が出来ない。ずっと強火のまま・・・。
なんとか夕飯は完成したので、食べながらスト-ブと睨めっこ・・・しても、もう本体が壊れまくってるので、その内火が点かなくなるだろ・・・。
(=◇=;) どうしよ・・・火力全開じゃお米たいたら真っ黒焦げ・・・・ってか、新品受け取り予定のオーストラリアまで持たないだろこれ・・・なんとかしなきゃ・・・でも明日早起きしなきゃ・・・寝よ・・・。
ふて寝・・明日火が点かなかったら・・・もう全てが行き当たっりばったりになってきた・・・。
明日こそ風弱まれ・・・ストーブよ・・・頼むぞ・・・。

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