上りっぱなしか・・・しかも豪風・・・すごい所きちゃったな・・・ |
起きると・・・ヒュルヒュル・・・っと始まってる風。まだ5時半。
(~ω~;) やばいぞ・・・スグにテント片さないと・・・。
急いで飯・・御飯が炊き終わり、続いてお茶を沸かしてると・・・シュボ!・・・っと火が点かなくなった・・・。
またかぁぁぁ!・・・とりあえずお茶は温まったから、ストーブの掃除は後だぁ!。
いそいそとテントを片して出発。標高500m・気温15度・曇り後晴れっす。
まだ・・・まだ弱い風。「ヒュル・・・ヒュぅぅぅぅぅ・・・ヒュウウウウウ」
っと斜め向かい風。35キロ走ればガススタ。そこまで・・・そこまで強くならないでくれ風ぇぇ。
エッホエッホで走りだす・・・・30分もしないで風は「ビュゥゥゥゥゥ!」っと強くんってきた。
(;´Д`) まぁぁ・・・・まだぁぁぁ・・・・もうちょっと我慢してくれ風ぇぇぇぇ。
願い届かず、少しづつ強くなってきた・・・しかし、昨日まで続いたタラタラ上りは終わったのか、アップダウンが出てきた。
今のウチぃぃぃ・・・まだ走れるゥうゥ。
( ̄皿 ̄;; ぐウウ!・・・白線から出たら死ぬぞぉぉぉぉ・・・落ち着けぇぇぇ・・・まだ真っ直ぐ走れるゥゥゥゥ・・・。
深呼吸をしながら、乱れる気持ちを落ち着かせ、バランスを保ちながら前進。
全てを吹き飛ばす風・・・・やる気・気力・体力・希望・・・・全てが風に吹き飛ばされていく・・・・。
深呼吸をしながら、気を保つ。そうしないと、頭おかしくなる。
進んで進んで・・・・建物・・・・ガススタぁ?!?!。
( ̄Д ̄;) まぁ・・・残り14kmでガススタあるからな・・・そこまで一気に行くべし!。
「ビュウウウウウ!バババババアアア!ビュゥ・・・ババババアア!」
風に対応しながら、気を保ちながら狭い路肩をグネグネ・・・白線越えたら死ぬぞぉぉぉお・・・。
トラックばしばし。しかし、まだ集中力もあり前進しつづけ、やっとこ目的のガススタ到着。
ガススタの兄ちゃんに聞けば、次は100km先に食堂、その後80kmでガススタ。
その間何もなし。
いくか・・・ここを出たら風が弱まる7時くらいまでは走るしか出来ない・・・止まる事もできない・・・・。
覚悟を決めるしかない・・・しかし風は更に強くなって「ゴオオオオオオオオ!バババババアアアア!」っと、ヒドすぎて走れる状態でなくなってきた・・・・。
風の当たらない場所で日向ぼっこ・・・あぁぁ・・・気持ち良い・・・っとうたた寝・・・。
Σ(゚д゚;) そうだ!ストーブの掃除をしなきゃ!。
ストーブを引っ張り出して、掃除開始。
よく見ると、煤が石の様に固まってこびりついてる。ガスガス削って掃除完了。
っと試しに火を点けるとい・・・「ゴォォォォゴォゴォォ・・・プシューーーーー!!」っと赤い火になってしまう。
(;´Д`) まずい・・・ついに壊れたか・・・。
何度も解体してイロイロ試してみるが、うまく青い火に落ち着かない。
(~ω~;) ぐゥゥゥ・・・まだ火は点く・・とりあえずこれで様子見るしかない・・・・。
2時になってもーた。風は・・・対して変わってない。でも先に進まないと食料は残り2泊分。
今日はまだ走っとかないと、明後日に町に着くのは難しい。
凄まじい。しかし心は何故か落ち着いている。
( ̄∇ ̄ ;) へっ・・・もう好きなだけ吹けばいいさ・・・お前なんぞに私は止められないわい・・・・。
少し風が弱くなってきたかな・・・へへ・・・終わりかい風ちゃんよ・・・まぁ昨日思う存分吹いたしね・・・。
程よい石ころがあったので休憩。今日はさっきのガススタから50kmは走っときたい。
( ̄- ̄) 残り35km・・・風がこの調子ならいけるかな・・。
「ババババババ!ゴオオオオオオ!!ズゴオオオオオ!!」
さっきよりスゴイ。しかも道は非常にも右へ曲がってく・・・真向かい風・・・。
真正面からの風に、横からんぼい突風が吹くと、バタン!っと倒されるドンキー号。
必死の必死で前進するが、時速5キロでよろよろ・・・路肩も危ないので道路脇のダートしか走れない。
(×_×;) ぐゥひぃぃぃぃぃ・・・こりゃぁぁぁ・・・走れんぞぉぉぉ・・・何か出てこいぃぃぃ・・・。
(×_×;) ぐゥひぃぃぃぃぃ・・・こりゃぁぁぁ・・・走れんぞぉぉぉ・・・何か出てこいぃぃぃ・・・。
息も切れて、気持ちも乱れてきた・・・。
必死に前進していくと、道の反対側・風下の道路脇が大きく凹んでる。
テントを立てて、気になるストーブを引っ張り出して夕飯。
しゅご!!っと点火すると・・・赤い火まじりながら、まだオッケー。
そのままお湯を沸かしだすと次第に火力が弱まり、また消えた・・・。
( ̄ロ ̄lll) なぁ・・・なんてこったぁぁ・・・死活問題発生だぁぁぁ。
しかし火力調整が出来ない。ずっと強火のまま・・・。
なんとか夕飯は完成したので、食べながらスト-ブと睨めっこ・・・しても、もう本体が壊れまくってるので、その内火が点かなくなるだろ・・・。
ふて寝・・明日火が点かなかったら・・・もう全てが行き当たっりばったりになってきた・・・。
明日こそ風弱まれ・・・ストーブよ・・・頼むぞ・・・。
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