緊張の若者・・・・・。 |
今日は朝から小雨。昨日突然追いかけてきた“たけしくん”と一緒に出発!!
標高1500m、小雨、気温19度です!
今日は標高3200mの山越え。高低差1700mの山越えです。ちょいとキツくなりそうだァ・・。
“たけしくん”はニュージーランド⇒タイ⇒飛行機でキルギスの道程。初めての大きな山越えに意気揚々!!ぶっ飛ばし立ちこぎでグイグイ登っていきます!
聞く耳なし!!流石!!・・・私も旅立ち当初は“パワー”で走っていました。しかし、山越えでは息が続かないのと、体力の消費が激しいので、いつからか“ゆっくりマイペース”で漕ぐようになっていました・・・。
標高が2500mになると、川沿いを反れ本格的な登りに入った。
「(~Д~;)わたるさん・・・先に行ってください・・・。」
まァ・・・そうなるよね・・・がんばれ!!
・・・・口で教えるよりも、体で覚えたほうが学ぶのでしょう。私もそのタイプなので、たけしくんを置いてマイペースで進みます。
・・・・しかし、中央アジアの坂は傾斜がキツイ!!一番軽いギアでも力を加えないと進めない。・・・それでもアスファルト道なので、ゆっくりゆっくり登り、山の中腹でお昼の時間。
たけしくんを待っていると、車が止まり、男性が降りてきた・・・
「榎本さんですか??私、寺田と申します。サクラゲストハウスのオーナー“疋田さん”に伝言を頼まれました。」
おお!!昨日に続きサプライズ日本語!!寺田さんは在キルギスの日本人。昨日“サクラゲストハウス”に行き、オーナー“疋田さん”に伝言を頼まれたと・・・はて??・・・忘れ物でもしたかな?・・・(・ε・?。
雲が多いなぁ~・・・・。 |
・・・しかし“疋田さん”は急な人ですなァ・・・・。
パンを食べていると、“たけしくん”がやってきた。
「( ̄∇ ̄ ;)いやー、スンゴイ景色ですねェ♪(~∇、~;)足パンパンっすゥ・・。」
若者よ。まだ先は長いぞよ!
「先に行くから、ゆっくり登ってきな。」っと伝え出発すると・・・、すぐ後ろから追いかけてくる”たけしくん“・・・。だいぶ負けず嫌いな様です・・・。
「うっしゃァ!!わたる!落っちまァーっす!!
∠( ̄◇ ̄)」
ザザァー!!っと、標高2500mまで爆走です!雲が多いので景色はイマイチ・・・残念。
下りきると、分かれ道。アスファルトの国道を反れ、砂利道に突入。よくある砂利道だが、“たけしくん”は初体験。“ひぃ~ひぃ~”言いながら今日最後の村“Susamy”に到着。野宿セットを買い、良い野宿ポイントを探します。
「???(・_・?)・・・たけしくん、食料買ったの??」
「大丈夫です!!1週間分準備してあります!!
┏| ̄^ ̄* |┛」
・・・3日間の旅でしょ・・・。それ持って山越えしたのね・・・そりゃ疲れるよ。
いい川沿いを見つけたので、ここでキャンプ!!テントを立てゴハン支度をしていると・・
「わたるさん♪焚き火しまっす!! O(≧∇≦)O」
お~お~・・・、湿った木々だらけですが、やる気まんまんなのでお任せっす・・・。
「( ̄皿 ̄;;ぬ!!っく・・・なぜ火が着かないのですかァー!!」
「(°_°;)わたるさん・・・。次の村すぐですよね?・・・・」
「??(・ε・?・・・15キロ位じゃないの、なんで??」
「水が・・少ないんですよ・・・(-
.-)ヾ明日の朝までは大丈夫だと思うんですが・・・」
「!! ( ̄ロ ̄lll)・・・前の村でもらってこなかったの!?・・・食料1週間分あるのに、水なしじゃーしゃーないっしょ!!L(>0<)」」
「( ̄▽ ̄;)いや~・・・川の水飲もうかと思いまして・・・。この川大丈夫ですかね??(’▽‘;;)」
「・・・・(一。一;;)やめとけェ~・・・まっ茶色じゃんかよ・・・。」
・・・っと、まあ、“たけしくん”には良い体験になっている様子です。
自転車の旅も成り行きで決めたらしく、準備もママならない感じ。
今日の山越え・砂利道・キャンプ、全てが初体験なので、この経験が今後に生かされれば良いのです。初めは皆分からないもんだしね。若者よ!ガンバレ!
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