2014/06/10 Peru, Chuqicara⇒Yuracmarca(走行距離時間 58k 5:44) “(・∀・) ユータ”

ユータ君と再び山へ突撃っす!!
 起床っす。昨日再会したユータ君と出発・・・・したいけど、ゆっくりペースなユータ君。
コバエに足を刺されながらも「(⌒◇⌒)ノ あと5分でぇ~っす♬」っと、待ちぼうけ・・・。
( ̄皿 ̄;; いかん!!コバエが多すぎるゥ!!先行ってるぞぉ!!
出発!!。標高550m・気温20度・晴れ後曇っす。
昨日は川沿いのアスファルトを下ってきて他の川と合流。今日からは合流した川の上流へと向かいます。
道は川沿いなので、ゆゥゥ~~っくり標高が上がっていくはず・・・・
っと、ゆっくりスタートしすると、スグにダート道突入。
ユータ君も追いついてきて、ガッタガタの波打つダート道をエッホエッホ。
・・・・マジ最低な道だわぁ・・・
ユータ君は「(*´∀*) じゃぁ~、しりとりしましょ♬」っと、マイペース。
(;^_^A いやいや・・・このガッタガタ道でその余裕は無いっしょ・・・・ガンガン飛ばしたいので結構です・・・。
昨日から続く深ぁ~~い谷間の川沿い。
ゴツゴツした岩をブチ抜く様に作られた道は迫力満点っす!!

エッホエッホで、景色を見ながら進んで行くと・・・・
(’▽‘;;) ユータ・・・後ろにいないなぁ・・・・置いてきちまったか・・・まぁ、とりあえず先行こ。
アスファルトならまだしも、ガッタガタ道なので自分のペースで走りたいっす。
えっほえっほで、路肩商店が出てきたので休憩。
・・・・なかなか現れないユータ君・・・。

航「(O;) ふゥ~・・・・遅いね・・・。まぁ、次の村で待ってればいいか。先行くべ。」

私の自転車はマウンテンバイクなので、ある程度の砂利道はへっちゃら♬。
ユータ君の自転車はタイヤが細く、アスファルト道向きの自転車っす。
まぁ、時間かかってもしょうがないわ。ゆっくり来んしゃい。

エッホエッホで、タラタラぁ~っと上り。標高がナカナカ上がらないっすわ。
波打つダート道に「(` 曲 ´) こんちくしょぉおおおお!」っと、腹を立てながら進んで進んで。
豪快に岩山をブチ抜いたトンネルを幾つも越えてぇ・・・・。
スカーーーん!っと、そびえ立つ山肌を見ながら、エッホエッホ!!

お昼になってやっとこ、標高1000m
期待してなかったレストランがあったので、昼飯ぃ♬。
飯食ってユータ君を待つが一向に現れない・・・
( ̄ω ̄;) 何してんだ・・・・タイヤ裂けたかな・・・・。
昨日、ユータ君はタイヤにヒビが入ってると言っていた・・・・。
予備のタイヤ持ってるけど、交換しないで大丈夫と言う・・・・よくそんな自転車でコンナ道走るよね・・・・。
( ;; ̄3 ̄)~♪ まぁ、ブッ壊れてから反省すればいいさ。
オッチャンが話しかけてきたので、イロイロお話しながらユータ待ち。
オッチャンと暇つぶし♫おっちゃんもバス2時間待ち♫
この辺では金が採れるとかぁ!?ホントかぁ~?!

・・・1時間程経ったか、やっとこユータ登場。

航「( ̄∇ ̄) おぃ~♬お疲れぇ~♪飯食えぇ~♫。」

ユータ「(; ̄Д ̄) 全然待ってくれないんすね・・・まったく・・・・。」

イジケ気味のユータ君。まぁ、待ってたからいいじゃん♪。
ユータ君の飯待ちして、準備オッケー。こっからは彼のペースで一緒に行くか。

お話好きのユータ君は、一緒にいると何時でもくだらない事を喋ってる。
26歳でアメリカの大学を卒業したばかり。優等生なはずだけど、そんなの微塵も感じないタダに兄ちゃんっす。
しゃっべってるユータ君がの息がダンダン切れてきた・・・・。

航「(°∇°;) おいぃ~。しゃべりすぎだろぉ~。頑張れぇぇ~♪。」

ユータ「(~∇、~;) いやいや、ゆっくり走るのが旅の醍醐味でしょ~♪」

あー言えばこー言う、ユータ。
まったくよ・・・・可愛くないね・・・・。
( ̄ヘ ̄)┌  しかし標高下がったのに、息が切れるの早いな・・・チャント飯食ってんのかぁ??
次の村まであとチョットの所で、上りの傾斜がキツくなってきた。
またユータ君を、置き去りにしてお先に村へ♪。
上って村かと思ったら、道から反れて更に上にある・・・・まったくよ・・・・。
ウンせホイセで上って村に到着。ユータ君もすぐに到着。

さぁ~。野宿セット買いますかぁ。
商店で既にアイスを食ってるユータ君。「( ^^ ) これ1ソル(37円)でテンコ盛りっすよ♪」っと、ご機嫌。
私も注文・・・ん♪美味い♪デカい♫安いぃ~~~♬。
っと、商店で飯も食って、食料を買い込んでもう少し先へ。
村の外れでユータ君がサボテンに囲まれた野宿場所を発見。
ここでオッケーっしょ♫。

飯を炊きながら、ユータ君をお話。
ユータ君の専門は、宇宙物理学??みたいな。
なので、この旅のゴールはチリにある世界一大きい天文台。
真っ暗になって、この先にある高い山脈地帯の話をしてると、そっちに寄り道していかないかと言う。
(;Д) ・・・・大丈夫か??標高4000m以上あるぞ・・・・。
っと話をしてると、ユータ君は手術して肺が半分ないと打ち明けてくれた。
なので、標高が高い所はドクターストップがかかってるらしい。
’-’*) なるへそ。息がスグ切れていたのは肺が小さいからか・・・おい・・・・そんなんで標高4000m越えて大丈夫かぁ・・・・。
彼は、ココまでの道中で何度か4000mの峠を自転車で越えている。
行ってみないと分からない!!っと、昼間のフニャフニャしたユータ君とは意気込みが少し違う・・・。
そして、星の話をすると、何時もの下らなく笑えない冗談を言ってる彼とも違い、生き生きとしてるわ。
() そっかぁ・・・・星好きなんだね・・・山行ったら綺麗だろうねぇ・・・・。
いつもはフニャフニャして口が悪くいい加減なユータ君ですが、やっぱし何かしら越えたい壁があるのかもしれない・・・・ただ走っているのでは無く、何かしら目標がある旅なのは間違いない。
私も世界一周という目標があるから、ココまでは心が折れずに進んでこれた。
大きな希望を胸に抱き続けながら、小さな目標を一個づつ越えていく。
そうすれば希望にたどり着けるはずっす!!

この先のデカい山越え・・・・結構気になる・・・チャレンジ初戦を断念しただけに、何か他の険しい道のりはないか考えていたし・・・・。
まぁ、次の街「カラス」に入ってから考えよ。
ユータの過去を少し垣間見て、勝手に親近感がわいた夜っすわ。

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