30日。起床すると、テントが霜で濡れていた。
「・・・？？昨日は、山の天辺だったからか、まったく濡れてなかったなぁ…やっぱ、草木の中だと霜が降りやすいのかな？？「(ーヘー;)」
とりあえず、軽くテントを拭いて片付けして、朝食をとりに"ウイシャン"に向かう。
町に入れば、食べ物はなんでもある。おいしい"米麺"を食べ出発!!
今日は、おっきな目的地"大理"に着きます。80キロ、2400mの山越え予定。
"ウイシャン"はすでに、標高1700ｍ。大きな高原を山間目掛けてまっすぐ北へ向かいます。
「むぅー。気持のいい天気だわい。・・・空が幾分か近くなってきた気がするな・・・。(「 ￣ー￣)」
30キロも走ると、山間に入ってきました。
「さあ、これを越えれば大理でしょー!!p(・∩・)q」
休み休み、グイグイ上って2400m。今日は1山だけなので気持も楽チンですな。
天辺に到着。ぐいぃーっと下って行くと、山間にビルが見えてきた。
「おお！おっきいですな！！w(°o°;)w」
ざぁーっと下った先は大渋滞。渋滞をぬって進み、まずはお昼。イスラムの食堂です。
しかし、あっちこっちの町でイスラム人の方々が生活してますな。
もう、イスラム人もさほど珍しくもないのかな。食堂にはイスラム教ご法度の"豚"もあります。
がぁー!!っと食って腹いっぱい。＾ｏ）=3 ゲフ
おばあちゃんは、お金いらないよって・・・、そげな・・・お支払いしますね。
ここは"下送"という、"大理"手前の近代都市でした。"大理"は観光地なので、古街がある町はずれです。
2時には"大理"に到着。うまい事ユースホステルが見つかり、今日はベッドで寝ましょう♪
いやぁー、ラオス近くの"景洪"から10日かな？…。長かったわ、山越えたわで、標高2000mです。
まだまだ、先には4000ｍ級の山々が待ち受けていますが…はたして、この"雲南省"から"四川省"に入っていけるのでしょうか…。（￣〜￣;）ウーン・・・
チベット族が住むエリアでは、たくさんの僧が中国政府の抑圧に抗議するため、焼身自殺を行っているようです…。さらに、抗議のデモをする度に死傷者が出ているようです…。最近では、まだ19歳の女性尼さんまでもが焼身自殺したとか…。ここまでしても、チベット文化を守れない現状が悲しいですね…。
どんどんチベット文化が破壊されて、東中国のような町並み・文化になっていくのいでしょうか…。
チベット人の悲願、"ダライラマをラサに帰す"事が叶うよう願うばかりです…。
これが関係して、外国人旅行者は、四川省の西側・チベット文化圏には3月いっぱい立ち入り禁止になっているようです。
・・・これが、4月に入って解除される保障はありません。
しかし、私は解除される事を祈りつつ、四川省西側・4000ｍ級の山々を目指す予定です。
まだ、この雲南省・大理から四川省境までは、10日はかかりそうです。体を休め、慣らしてから、省境にむかうぞー!!
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