体の調子は昨日よりも良さそうっす。やっぱ、動き出すと体は元に戻るのかなぁ??。風がヒューヒュー南から吹いてくる。飯食って出発。
標高950m･気温13度･晴れっす。
ハイウェイを走りはじめると、ゆゥ～るい上り坂にヒューヒュー向かい風。時速10キロがやっとで、ユックリエッホエッホ･･･。
航「･･･(＝◇＝;) 向かい風ェ･･･。進めるけど、気持ちがまた凹んできたぁ･･･。」
荒野の軽い向かい風。
何故か振り返ってしまう自分の過去。
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| 何を思うかハイウェイ･･･ |
･･･そういえば、俺の人生物心つく頃から逃げっぱなしだわなぁ･･･。
記憶で一番古い4歳。注射が嫌で幼稚園を飛び出して･･･剣道が嫌で仮病つかってェ･･。小学校に入っても･･･音楽の時間が嫌で仮病を使ってェ･･。
嫌な事からは全力で逃げていた幼少期。
中学高校でも、勉強がキライだからと、塾をサボりまくって。学校が面倒だからと理由もなくサボりまくってェ･･･。
青年期が一番ひどい･･･。
バンドを組んでいたが、なんお理由からか、練習に顔を出さなくなってェ･･･。最低なんが、弁当屋で店長任されたにも関わらず、最後には店を投げ出しての逃亡･･･。
こんな逃げる人生が慣れてしまっていた青年期までの人生。
今はどうなのかぁ??･･･少し変わった様にも思えるが、そんなに変わっていない様にも思える･･･。コノ旅も現実逃避なのかぁ??。
そんなこんなで、向かい風をタラタラ前進していくと“Kingman”町に到着。インフォメーションセンターがあったので地図をもらいに行くとぉ･･･
おっちゃん「(゜O゜) ここは有名な“ルート６６”が走っているよ。グランドキャニオンまで、ハイウェイは近道だけど“ルート６６”を走ったらどうだい??。」
なりへそ。ここが有名なルート66ですかぁ。
50キロほど遠回りになるが、せっかくなのでこっちを走りますかぁ。
“ルート６６”は旧国道なので、今は観光のためにある道っす。
交通量が減ったので、快調に進み出すと、ありゃまの追い風ェ♬。
航「 (≧∇≦*) ふっしゃぁ～♬めっさ早いイ～♪。ルート６６ぶっ飛バシイー!!。」
特になにがあるわけでも無さそうだが、ナイスなお土産屋さんがあったので入ってみると、中はレトロ感たっぷり♪。
野宿用の水をもらってさらに先へ。
相変わらずなぁ～んも無い荒野をひた走っていると、もう5時。
航「(;^_^A なんも無いなぁ･･･。野宿出来そうな場所が無いイ･･。次の丘越えればなんかあるっしょ♪がんばんべェ。」
エッホエッホでタラタラ続く丘を越えて行くとぉ･･･
何もねえやぁ･･･。６時近くなって日がくれた頃に、空き地を発見してココで今日は野宿っす。
標高も上がってきて、また冷え込んできたぁ･･･。風邪ぶり返さない様に温かくして寝なくてはぁ。
飯を済ませてテントに入り横になると、日記も書かずにそのまま寝てしまったぁ･･･。寒いし･･･寝てしまおう･･･。
ヤル気よ回復せよ･･･。
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