2015/07/26 Indonesia, YogYakarta “( -∇-) チベット文化への思い”

手紙書いたり映画みたり・・・・インドへ行けるのは、チベット文化への思いが通じたかな?。
 さてぇ~~・・・・起きて飯食って何すっか。
昨夜から、同部屋のインドネシア人「ヨガ君」とイロイロお話してる。
彼は来月日本を旅行するって。今、インドネシア人は日本へ15日間ビザ無しでいけるみたい。

最近の日本はアジア諸国から観光誘致に寛大になってる。おかげで、日本の地方は中国人団体などの観光客がでイッパイだとか。しなびた温泉街も立ち直るほどの盛況ぶりみたい。
ドンドン日本へ来てもらい、日本を堪能してもらうのは良い事だね。
彼は首都ジャカルタに来るなら家に泊まってくれとも言ってくれ、これどうぞ♬っと洒落た絵葉書もくれた。手紙♪有難ぉ~~~~♬。
さてぇ・・・私はバイクでも借りてチョイと離れた遺産でも見に行くつもりだったが、入園料が3600円と発覚。お高いし往復が面倒なので却下。
最近は走るより止まってる時間が長いですねぇ・・・・まア、明日からはガシガシ飛ばしてシンガポール目指すからね。今のうちに休んどこ♪。
パソコンに入ってる映画鑑賞会。見てなかった「スラムドッグ・ミリオネア」なる映画を見てみると、あらま。インドが舞台。丁度良いね。
スラム街からテレビ番組ミリオネアで大金を獲得するまあでスったもんだの物語。
映画を見てると、スラム街だらけのインドが出てくる・・・・ひったくり・盗み・差別と混沌した場面が出てくる。・・・・見終わって、ニュースを見てみれば、あれまでインドのニュースが目に入ってくる。
強姦など女性問題が今大きく問われてるみたい。女性の権限が低いインド。親族間でも軽い家族問題から殺人事件に発展する事が多いらしい。昨今、日本人旅行者も強姦・拘束の被害があったみたい。
10年程前に訪れたインド。・・・危険は感じなかったが、詐欺や盗み事件は沢山聞いていた。
オセアニアの先進国に続いてインドネシアも人が良いから気が抜けてるかもね・・・インドは相当気を引き締めないとな・・・野宿なんて出来るのかな・・・荷物管理はしっかりしないとな。
まだ午前中なので、自転車でプラプラ散歩。今日は日曜日だけあって交通量も少ないかな。
一通逆走にも慣れてきてしまったわ♪。
そういえば、最近までインドネシアは大型連休だったみたい。きっとこの先は以前よりも交通量が減ってる・・・はず・・・。
お・・・マック・・・。マックもハンバーガーじゃなくてチキンとご飯セットが一押しになってる・・・やっぱインドネシアはお米大国で鳥肉好きなんですね。
アイス♪。50円♪。
3輪自転車タクシーもイッパイ走ってるねぇ~~♬。
自転車タクシーあるくせに、バイクタクシーは少しだけ。バイクの方が早いの間違いないのにね・・・インドネシアはあんまし時間に急かしくないのかな?
タラタラ~っとお昼になって、何時もの食堂で何時ものオカズ。
店も閉まってるし特にやる事なや・・・っと、思ったら食堂のとなりは自転車屋だった。気づかなかった・・・。こんなバイク社会だけど、自転車屋は健在ですわ。よかった
ホテルでニュース見たり映画見たりで、目がシパシパしてくるわ。
ん~~♬だらけすぎかねぇ~・・・・まる4日休んだ・・・明日からマトモに走れるざんしょか・・・。
眠る前にもう一つ映画鑑賞。「Kundun」という現・ダライラマ14世が、見出されてから亡命するまでのお話。前にもみたけどね。
この旅始め、チベットへ入域を試みたが出来なかった。その以前の数年前、バックパッカー時代にもチベットへ向かったが道は閉ざされた。今もなお、チベットへ単独自転車で向かうのは中国政府が外国人入域を禁止してるので無理に近い。
その後、もうこの旅でチベットもしくはチベット文化圏へ行くことはないと考えていた。
でも、オーストラリア走行中に新たな目標「10万キロの男」を立て、最後のステージ・アジアを当初の計画よりも遠回りのインド行きを決め、インドビザが無事に取得でき、山岳部へ行くのに季節もギリギリ間に合う現在。良い条件が揃ってる。
現チベットは中国政府の介入で、お寺は破壊され、商業施設が入り、中国共産党のイデオロギーをチベットへ力づくでもちこみ、チベットへの歩み寄り・共存を無視しつづけてる。
中国領土内にいる各地のチベット僧・チベット人の訴えは全て無視し続けられ、彼らへの弾圧が暴力的に、死者も沢山出ている事態になっている。
ダライラマは中国政府の弾圧から逃れるため、インド・ダラムシャーラへ亡命、移り住んでいる。
チベット文化は「チベット」内のみならず、中国四川省・雲南省・青海省の山岳地帯、ネパール、ブータンそして、そのダラムシャーラから北にある、インド東北部山岳地帯にある「ラダック」にも根付いている。
ヒマラヤ全体がチベット文化圏なのだね。
ここはヒマラヤ山脈の西にあたる端。インド・中国・パキスタン3国の領土問題があり今も国境は未確定。
暫定インド領内にあるのが「ラダック」と呼ばれるチベット文化が今も息づく土地・・・・・・。
何故、私がチベット文化に興味があるのか、遠回りしてでも、何回入れなくても、向かいたい場所なのか。
わからない。チベット密教の「カルマ」輪廻転生、人は死んでも生まれ変わる思想。来世のために祈りを捧げる人々。五体投地という全身を使う祈り方でラサを目指す僧。諸行無常、全ては形を変えていく、常に同じはない思想。
彼らの思想の中に幸せへ向かうのヒントがある気がする。感性なのか思想なのか哲学なのか何なのかは分からない。
ただ自分の意識の中で、信じる事、祈る事、それで自分が救われる楽になる時がある。
目に見えない事を信じるのは理にかなっていないかもしれないが、目に見える事が全てでなく、幸せは目に見えず、幸せは自分の意識の中に生まれてくるはず。
「幸せ」になるためには、見えない自分の意識を理解する必要がある。
奥深くにある、誰にでもあるであろう、幸せへと導く「希望」を見つけ出したい。
たぶん、私はその答えが欲しくて、行けば何かが見つかるのかと期待して、チベット文化圏の奥深くへと行ってみたいのだと思う。
まあ、ホボ見えてるけど・・・・ん・・・・よく分からなくなってきた・・・。
「知恵と慈悲が人間を開放する」と映画内のダライラマは言っていた。

明日は朝一で延長ビザをもらいに行って、またホテルに戻ってきてからそのまま出発だ。寝よ。

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