2015/08/04 Indonesia, Pringsewu⇒KotaAgung西75km（走行距離時間 132k 8:53)“(◎０◎；) 山脈超えれるかぁ?!”

おしおしで山脈が近づいてきた！。標高560m位なので楽勝な･･･はずですが･･･

おぉ～～っし。昨夜ウトウト寝てたら、警察署長にイキナリテント開けられてビックリすた。しかも靴ちょ～だいって････なんじゃそりゃ･･･。

朝飯は隣の食堂でガッツリ頂いて･･･って、またおごってもらってしまったわ。

大変お世話になった警察署を出発！お世話になりましたぁ～～。

おし･･･今日は山脈近くまで行くかな。

走り始めると、交通量が減ってるね。ドンドン田舎へと入ってくっす。

タラタラぁぁ～～っと上ってるね。エッホエッホで雲のかかった山が見えてきた。

ずぅい～～～んと上ってくと、少し涼しくなったわ♪。んでもってサササぁぁ～～っと気持ち良い傾斜を下って町に到着。

おしぃ･･･ここから先が昨日ポリスに言ってたデンジャー地帯････特に変わった様子ないけどね。とりあえず飯にしますか。

11時だけど早めに適当な食堂に入って昼飯。

魚のココナッツソース煮込みかな。海も近いから色んな魚があるねぇ～～。

ガッツリ食ってコーヒーも飲んで出発準備完了。おっし！一気にデンジャー地帯を抜けるべし！。

エッホエッホで田んぼ畑の中を軽いアップダウン。

下校の時間か、小学生がイッパイ････って、皆「トーレス！」って?？叫んでくるな････なんだ?？外人って意味かな?。

通り際にハイタッチ♪しながら、「ミスタぁ～♬みすたぁ～～♪」っと呼ばれながら、長閑な田舎ぁ～～っす。

なんだぁ～い♪全然平和なんですけどぉ～～～～♬････何がデンジャーなのかな････。

今までは緑色の汚ったない川ばっかだったけど、山が近いせいか川が澄んできたな。

エッホエッホで山脈が近づいてきた。

うぅ～～っし。デンジャー地域通過ぁ～～～。

看板の案内通りに進んでいくが、昨日のポリスの言っていた情報を方角が違うんですけど････。

村人に道を確認すれば看板どおり。

ん～～････まぁ、ポリスも道知らないんでしょね。途上国ではよくあることですわ。看板どおり進むべ。

多分何処かで山脈を超えるために上りになるはず。

下校途中の中学生？チャリダー達。ここまで学生もバイクばっかだったけど、やっぱ学生は自転車のらんとねぇ～～。

へいへぇ～～い♬っと、ハイタッチしながら進んでいくき、またちびっこがいたのでヘイヘぇ～い♬って手を出して近づいていくと････出していた手をヒョイっと引っ込めて、私の手に「っぺ!!」ってツバかけてきやがった････。

きれそうになったけど、シカトして前進。

クソガキぃぃぃ～～～････まだ低学年だったぞ･･･何処でそんな高等な嫌がらせやがったんだ････油断ならんな････。

「みすたぁ～～♪」っと、茶化されながら進んでいくと、山に道が伸び始めた････。

っと、いきなりの爆裂傾斜ですけどぉ!!。こりゃ･･･スンゲー････出たなインドネシア山越え･･･。

以前通った「Bromo山」は凄かった。スンゲー傾斜でヒぃ～ヒぃ～言いっぱなしだった。

ここも･･･すげぇ～ぜ････。突撃すると全身から汗が吹き出し始め、ペダルをおもいっきし踏んづけてうんしょこいしょ･･・。

ぜぇ～～ぜぇ～～ぶひぃぃぃぃ････。これは････また････スンゴイんですけど････。

続く爆裂傾斜。このまま天辺まで行くのかぁぁぁ･･･ってか、天辺までどの位距離あるんだぁぁぁ････。

こりゃひどい。ドンキー号が後ろにひっくり返っちまうぞ！。

うんしょこいしょで、１kmも進んでない････もうバッテバテの汗だっくだく。

っと、小屋発見！小さな商店だぁ。ぐひぃぃぃ～～････休憩じゃぁぁ～～～････。

汗だくでぜぇ～ぜぇ～言いながら････じゅ･･･ジュース下さいぃぃぃ････。

何処まで上るのか聞いてみると････４kmはこの爆裂傾斜みたいな説明････マジか･･･まだ１km位しか進んでないのに･････当たりませんように････。

一息入れて爆裂傾斜へ。ぐひぃぃぃぃ･･･んごぉおおおおおおお･･･ぜぇ～ぜぇ～ぜぇ～ぜぇ～･････。

少し･･･ホントに少し進んで、止まって息を整えて。

 ウンせのホイセで爆裂傾斜が終わり平坦･･･天辺？････のワケない。また商店ね。

トラックドライバーのオッチャンは「雨降るぞぉ～休んでけぇ～～。」って。

ぐふぅぅぅ～～････休みたいけどぉぉぉぉ････まだ先長そうだし進みますぅぅぅ～～･･･。

雲がかかって涼しくなってきた。傾斜も少しましになってきた････かな？････。

うんしょこいしょで上って上って。

ぐぅぅうううううう!････ごへぇぇぇぇ････まだぁぁぁ････。

おま････茶化しすぎ････。

猛烈と爆裂のオンパレードで上って上って。もう必死の必死で上って上って･･･。

おぉぉぉぉ････下りになったぁぁ････って、スグに上りぃぃぃぃ････。

どうやら山の尾根沿いに入ったのね。ダイブ傾斜がマシになって止まらずにウンせホイセ。

ぐふぅぅ～～･･･ダイブマシに･･･なったと思ったら出てくる爆裂傾斜ぁぁ!!････ごへぇぇぇ････。

上って下ってを繰り返してくと、少しづつ下りが多くなってきた。

スンゲー傾斜の下りをブレーキイッパイに握りながら･････まじ怖ぇぇぇぇ････頑張れドンキーさぁぁぁん････。

さっきまで家に商店もあったのに、林ばっかのジャングルになっちゃった。

傾斜はゆるくなってサササぁぁぁ～～っと、木陰で気持ち良い下り。

 うっふぅぅぅ～～～･･･これを下れば海岸線に出るのかな･･･そうであって････。

ササササぁぁ～～っと下ってると、急に爆裂傾斜でザザザザぁぁぁぁああああ!!っと危険な下り！。

ごほぉ･･･油断ならねぇぇ････。まだ落ちるのかぁぁ･･･。

また気温が上がってきて、やっとこ集落が出てきたぁ～～。

っほ･･･とりあえず山脈越えできたかな････休憩しないとぉぉぉぉ････。

商店に入ってコーヒーぶれいく。

小腹も空いたので揚げ物♪美味い♬。

ほっと一息つくが、地図みても何処にいるんだかよく分からない。地図に乗ってる町は何処かと聞けば、まだ200kmもあるって････そんなにはないでしょ････。

とりあえず道を真っ直ぐで良いみたいなので進もう。何処かで町が出てくるでしょ。

4時過ぎたけど、もうチョイ前進。

エッホエッホで平坦～～～♬････っと、また急に出てくる爆裂傾斜････短いけど、もう今日は上りいらないぞよ････。

細かく上って下って。とりあえず北に向かって進んでるから方角はあってる。でも海岸線かと思ってたのに、海はテンで遠いわ。

集落を越えて･･･上って下って････また集落･････「ツーリス!」ってちびっこから･･･なるへそ、皆ツーリストって言ってるのか。さっきの悪坊ちゃんの件で少し控えめになってしまったが、めげずにハイタッチ。

しかし･･･集落ばっかで････村も出てきやしない････モスクもコンビニも食堂も全く出てこない･･･。

こりゃ～ダイブ田舎に入ったのですね。

 ウンせホイセ････何かないか～っと進んでいくと････「ガラゴロ････ガラゴロ････」っと、ドンキー号から異音が聞こえてくる････微振動もペダルに伝わってくる････。

なんだ････マズぃ････あの爆裂傾斜を無理に踏んづけて上りすぎたか････何かがおかしい･･･。

だましだましで進んで････何かあってぇぇ～～････っと、デカい駐車場の食堂。

多分トラック野郎御用達の食堂。横には寝れるスペースもある。

入っていってオバちゃんに寝て良いか聞けばオッケー。

ごへぇぇ～～････日が暮れる前に寝床見つかってよかったぁぁ～～････っと････ドンキー号点検しないと･･･。

異音の原因は何処だ････耳を済ましてると････後輪の歯車か？？････タイヤが回るたびにグイングイン歯車がぶれてる････マズぃ････。

とりあえず解体。軸はおかしくない･･･やっぱ歯車と軸がおかしいのか････どうしよ････。

上りで踏んづけすぎて歯車曲がっちゃったかな････そんなヤワな理由ないんだけど････アンデス越えた時は問題なかったし･･･その後シドニーで新調したばっかだし････。

むぅ～むぅ～～言いながら････歯車交換するしかないのかな････って、シンガポールまで行かないと交換は出来なそうだぞ･･･。

まいった･･･どうしよもないので、とりあえず飯。

ふぅ～～～････まさかのドンキー号不調････地図に乗ってる町までザッと90kmはありそうだな･･･明日は様子見ながらユックリ走ってみよ････。

今日は山越えする予定じゃなかったけど、一気に越えてしまった。なのでヘトヘトだわア～～･･･。

食堂の横っちょで今日は消灯っす。

何時もより涼しいな････。山脈の南側に出たので、気候も少し変わったのかな････。

ドンキー号･･･無事にシンガポールまで走れる事を祈るっす。