2012/01/14-16 広西チワン自治区・シンピン ”旅の危険”

連日、"親方"の家にお邪魔しては、静かな夜を過ごしています。
小雨と多曇続きです。四国のお遍路で汚れたくちゃくちゃいカバンの掃除、自転車のカバンには道路の縁石にこすれて空いた穴があるので修理もしています。


中国に東側で平和に過ごせていますが、今後の道中を考えさせられる出来事がありました。
16日に、シンピンで宿を営んでいる"林さん"とお会いしました。林さんは、いつもシンピンに来る度にお世話になっていました。
今回はユースに宿泊しておりますが、再会して、いろいろとお話を伺いました。
多くの日本人旅行者が林さんの宿に宿泊しており、その中の一組のご夫婦通称"タビロック"さんも去年滞在されたそうです。
"タビロック"ご夫婦の旅はブログで閲覧した事があります。ブログにはたくさんの出会いを刻々と綴っておりました。

昨年11月、お二人は、ボリビアのラ・パスにて、アフリカで感染したマラリアが原因でお亡くなりになったそうです。
病院へ赴いたにも関わらず、誤診で高山病と判断された結果、宿で療養中にさらに悪化して亡くなられたみたいです。
・・・・とても残念でなりません。
病気もそうですが、強盗や事故など、私の場合1人で自転車をこいでいるので、まったくの無防備状態が多いです。
・・・・対策は、自転車は日中のみ。病気の場合はまずは治療。強盗・・・・逃げれそうなら逃げる、多勢に無勢なら、おとなしく身包みを渡す・・・・。それでも、宿の部屋に空き巣が入っただとか、銃を突きつけられたなど、どうしようもない状況になった話はよく聞きます。
想像したくないですが、必ずや一度は自分にもおとずれる出来事だと思います。
今後は、地形・気候・風習の違う国々を訪れます。まずは、政府の治安・感染病・を確認し、その対策をしっかりと準備して向かいたいと思います。・・・・時には引き返す事や・飛行機を使う事も必要だと考えます・・・。
今も、風邪?がなかなか完治しないでいます。薬をしっかり飲んで、完治させてから旅立ちたいと思います。
体調が悪いときはあまり楽観視せずに、感染病も疑う事も必要なのだと学びました。

お二人の死を大きな教訓にして、今後も旅を続けていいます。
タビロックご夫妻様、どうぞ天国で日本人バックパッカー達を見守り続けてください・・・・。ご冥福をお祈りいたします。

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