27日。荷物をドンキー号に積み、宿を後にして親方一家にご挨拶をしに向かいます。
天気はいつもの小雨。宿の皆様にも、お粥を作ってもらったりと長居でお世話になりました。
親方の家に着くと、おかあさんが「チィーファーン!!(ごはんだよ)」って、朝飯をいただいた。親方のお兄さんには「雨が止むまでシンピンに滞在しなさい。」…兄さんうれしいですな…このまま住んじゃおうかな…。
ゴハンを食べたら、親方が皆さんを引き連れてお見送りしてくれました。
親方とお別れ。「ゆっくり気をつけて行きなさい。また来なさい。」
わがままばかりですんませんでした…ホントにありがとう。真に長い事お世話になりました。やっぱりシンピン大好きです。親方一家ありがとうございました。バイバーイ!皆さんお元気で!また来まぁ〜す。m(_ _)m アリガトォ〜★
小雨の中、別れを惜しみながらシンピンを出発! ε=ε=ε=ヘ(;°∇°)ノ
次の大きな目的地は"ナンニン"。5日間の道のりかな。
今日は病み上がり+小雨なので、"力浦"という町まで短め70キロの道のり。
久しぶりのドンキー号。シンピンでイスのポジションを変えたので快適になりました。
小雨も止んだり降ったりの繰り返し。水墨画を思わせる景色を楽しみながら、ゆっくりゆっくり進みます。
やっぱ自転車は気分がいいっす。すいすい進んで、"力浦"に2時には到着。宿もすんなり決まり、今日はこんなもんかな。久しぶりのうえ小雨で体調を少し心配してましたが、特に問題無いですな。復活です!
…天気予報は明日も雨です。肉をたくさん食べて、体調管理はしっかりしましょー。
28日。予報どうりの小雨っす。しっかり雨具を着込んで出発…あちゃちゃ、パンクしてました。 (_´Д') あぃ〜ん
チューブを外してタイヤをチェックすると、見た目では気付かないほどの小さなトゲが突き刺さってました。
パンクの原因は確実に除去しないとまたすぐにパンクします。トゲをとってチューブを交換し、やっとこ出発!
今日は"柳州"という大きな町まで行きたい所だが、パンク修理で出遅れてしまった…。行けるかな?
小雨なので、スピードが思うように出ません。昨日今日の小雨でドンキー号は砂利まみれ。
ゆっくり進みお昼の時間。「白飯食べたいなぁ〜。(ーρー)」食堂を探しながら進むが、"米粉"(米の麺ラーメン)のお店ばっかです。…シンピンでは親方の家でゴハンを頂いていたので気にしなっかたが、今までの道中"炒菜"(炒め物)のお店ばかりだったのが、食文化の違いか広西自治区では"米粉"が主流みたいです。
…それでも白飯が食いたいので、町に入るとキョロキョロしながら…無いな…いつの間にか町外れ…
次々ぃ!…次の町も無いな…腹減ったぁ〜。力が入らなくなってきたぁ〜。(~Д~;)
もう2時ですわ。ひ〜こらひ〜こら進んで行くと"鹿塞"という町の外れに入った。
おっ!"炒菜"の看板だ!人がいっぱいいる!やっほ♪お昼♪(≧∇≦)
…みんな食券らしきものを購入している。「炒菜ですか?」「そうさ。」おかずはなんでもいいさ。お米と炒め物ぉ〜! (~∇、~;) ハァハァ
中に入ると…「あれ?誰も食べてないな…。ん?バスが止まってる…そっか長距離バスのお昼休憩かな…。きっと、テーブルいっぱいに炒め物がたくさん出てくるに違いない。それまで、ドンキー号の掃除してよ。」
掃除をパパッとして、まだかなぁ〜っと除いてみると…ぬわぁ!皆小さなお弁当に我先にと群がっている!しかも、白飯が無くなっているじゃないですか…。おいおい…皆待ちぼうけ…お腹と背中がくっつきそうな私も人ごみが無くなるまで待機…やっとこ出てきたご飯は小さなお弁当にちょろっとの炒め物…( ̄_ ̄|||)。もう今日はこれ以上進みません。(# ̄3 ̄)さっさと宿を決めようと、"鹿塞"の町を探し回るがどこも微妙に値段が高い。50元以上は出したくない私。…まいったな。
もう一度トライするがここも99元と割高ですな。フロントのお姉さんに「安い宿ご存じないですか?」と尋ねると、ついてらっしゃいと他の宿に連れてってくれた。しかし、ここも70元と少し高い…。お姉さん、ありがとう違うところをあたってみます。…ついてらっしゃい、!とまたまた違う宿に…ここは50元でいいって!よかった。自転車を宿の中に入れたら、やっぱダメだと…。なんでだか、解らないがまたまたまた行くわよ!と次の宿をあたってくれた。「ここ40元よ。」おお!すばらしい!ありがとう。
お姉さんは、バイバイと言い、ささっと消えていった…。
なんだか弾丸のように親切にしていただき、ありがとうございました。 m(._.)mアリガト
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