2014/06/02 Peru, Asuncion南19k⇒Cospan(走行距離時間 37k 4:00) “<(T◇T)> ボッコボコ・・・”

貫けぇ!!ペルー・アンデス山脈ぅぅ!!~初戦~
山々に囲まれた、深ぁ~い山間の村へと落ちていきます・・・・が、起きてしまった問題・・・
真っ暗な5時に起床っす。
また地元民が出てくる前に、今日は出発しよう。
昨夜は小雨が降ったが、ダート道は乾いてるのでオッケー。
真っ暗な中、支度をしながら昨日言われた“危険な村コスパン”へ行くかどうするか考える・・・。

航「’-’*) ・・・・こんな山のド真ん中で、銃なんて持ってるのかね・・・・。他の地元民にも聞きながら進んでみよう・・・昨日の地元民は危険と言いながらも笑ってたしな・・・。」

日が昇ると同時に、コスパン村目掛けて出発!!
標高3050m・気温13度・晴れ後曇っす。

ダートの上り道を、集落から逃げる様に一気にコイで標高3150m
峠を越えると、道路工事のオッチャン達がいたので、“コスパン”村の情報収集。
聞くに、コスパン村は危険ではない・・・・平和だと・・・ココから車で1時間・・・。
(°∇°;) 問題無い!!やっぱ昨日の地元民は、大袈裟だったんじゃないか?。

一安心して、山を下り始めると民家が消えて山と緑のみ。
何処のドンキー??
下って上ってまた標高3200mの峠を越えると、隣の山間へ。
眺め最高♪朝早い峠っすわ♪
民家が出てきて、ザザザぁぁぁ!!っと落ちます!!
(≧▼≦;) 下調べより峠が低かったぁ~♪ラッキぃ~♬。

ガッタガタのダート道を用心深く下っていくと“コスパン”村が見えてきた。
通り過ぎる地元民に挨拶しながら下ると、挨拶してくれる人はいるが、警戒してるのかダンマリしてる人もいる。
上りになり暑くなってきたので、上着を脱いでいると、今通り過ぎた2人の男性が話しかけてきた。
( ̄へ ̄) 何を持っているんだ?」「(¬д¬。) 何処へ行くんだ??」「(`Δ´) コスパンに何の用事だ?」っと、疑いの目でジロジロ・・・・。

航「( ̄◇ ̄;) いや・・・・観光者でコスパンに用無いです。今日はもう1山越えなきゃいけないので失礼しますよ!。」

っと、笑顔で通過。
・・・(O;) 昨日に続いてスゴイ警戒心だな・・・。
コスパン村に、ドキドキしながら突入。
食堂があったので入ると、「(⌒_⌒) 朝飯は向こうのレストランに行ってね♪」っと、笑顔のお姉さん。
村の中心に入って「食堂何処??」っと聞くと、ニコ♪っと教えてくれるおばちゃん。
食堂に入ると「(*^^*) おぉ~♪何処からきたのぉ~♬この先はスゴイ道だよぉ~♪」っと友好的なお兄さん。
C= ( ̄ー ̄;;) ・・・・なんだい・・・平和っすね♪。

ブランチ・・・っと、あるのはビスケットにお米入り牛乳だけ。
まぁ食えればいいや♪っと、少しユックリして、「良い旅をぉ~♬」っと見送られ、平和なコスパン村を出発。まだ10時と良い時間♬。

更に下って村を抜け、川を越えて、よし!!上り開始ぃ!!
まだまだ上り・・・・すんなり行けるかなぁ
次の峠を越えると長ぁ~い下りに入るはずゥ!!っと、ウンセホイセで進みだすと、3人のオッチャンに止められたぁ・・・。
さっきと同じ様な質問で、怪しい目つきでこっちを見てる・・・・。
笑顔で「(゜∀゜;) 観光者っすから♬山越えてクスコ行くっす♬時間ないんで失礼しまぁ~す。」
っと、笑顔で通過。
・・・( ̄‥ ̄;) これの繰り返しなのかなぁ・・・面倒だわなぁ・・・。
まぁ、外人が自転車でこんな場所走ってたら、怪しい目つきにもなるわな。
ってか、何がココにあるの??タダの用心にしては、警戒し過ぎに思えてきた・・・。
早く上って、隣の山間へ行っいまおう・・・
早くこの一帯から抜けてしまおうと、ウンセホイセで上って行くと、また男性に止められた・・・今度は大声で沢山喋ってくる・・・・・しかも、挙動不審のカミカミ口調で緊張してる様子・・・・( ̄~ ̄;) なんだ??。
さっきと同じように急いでると説明して、「(;°∇°)ノ 行くよ。」っと、身振りをするが通してくれない。
いつの間にか大勢の地元男性に囲まれてる。
(`⌒´)ノ 上に来い!」っと・・・上って崖ですけど・・・。
断ると、男性が他の男性を誘導して、無理やりドンキー号を持っていこうとする!!
・・・・!!!!!!Σ(◎口◎;)・・・・・ヤバイ!!!。

男性陣は興奮して怒鳴ってくる。
崖の上になんか連れていかれたら、何されるかわかったもんじゃない!。
振り払って逃げようとするが、囲まれているのでどうしようもない。
押し問答に、男性人の力も加わってきて、私もダンダン興奮してきて、大声で「( ̄皿 ̄;; やめろおおおお!!触るなぁあああああ!!。」っと、叫びだしてしまった。
更に興奮した男性陣は、全員で強引に、ドンキー号から引き離して私の体ごと運ぼうと、全身を捕まえてきた。
ドンキー号だけは守らなければ!っと必死にドンキー号にしがみつきながら男性人の手を振り払い、「( ̄皿 ̄;; やめろぉぉおおおお!!」叫び散らしていると、全員で袋叩き開始・・・・棒でも叩いてきやがるゥゥ・・・・・身動き不能でドンキー号にしがみつくしかできない・・・。

航「<(TT)> 止めてえええええ・・・・・なんでぇぇぇぇぇ・・・・・・!!(_)!!・・・( ̄ロ ̄lll)セニョぉぉぉぉる!!セニョぉぉぉぉおおおおる!!!」

通り過ぎの道路工事のオッチャンに、大声で呼びかけるが介入してくない・・・・。
叩きながらも男性達は「(ノ`△´)ノ ドキュメント!!ぶらぶらぶらぶらぁ“ドキュメント”(証明書?)」
っと言ってる・・・・・。
(TT) 持ってるよ!!パスポート持ってよぉぉお!!。
必死に必死でドンキー号を離さないでいると、1人の男性が入ってきて袋叩きを止めてくれた・・・・。
落ち着いた口調でドキュメントを見せてくれと・・・・。

航「~(>_<) 痛ぇぇぇぇ・・・なんだよぉ・・・なんなんだよぉ・・・・。(_|||) これパスポート・・・。」

まだ興奮してる地元男性人をナダメテくれ、イロイロと説明してくれるが理解不能。

航「( ̄へ ̄; 強盗・山賊ではない・・・タダの地元民なのはわかったけど・・・・・。」

ココを通って南へ向かうだけだと説明するが、ココを通るには“許可証”が必要と言う。
許可証いるの??出会った警察には何も言われてないけど・・・チェックポイントも無いし・・・・。

っと、今度は荷物を見せろ!!っと・・・・
もう、言われるがまま荷物を全てひっくり返して全て説明。
( ̄д ̄) 銃は持ってないのか??」っと、昨日と同じ質問・・・。

(`ε´)ノ 持ってないよ!観光者だよ!!。

地元女性は笑って見てる。
男性陣も笑ってる奴がいる・・・・・なんで笑う??さっき俺をボッコボコにしてたよね??意味が分からない・・・・。
警察も来たが警察は介入してこない。
落ち着いたオッチャンが「崖の上にある家まで来てくれ。ドキュメントを作らなきゃいけないんだ。」っと言うので、言われるがまま事務所へ。
崖の上の事務所??に荷物ごと連行・・・・なにすんの・・・
関係してるのは地元住民のみっぽい。見た目から農耕・家畜業なのはわかる。
なぜか男女全ての村人??が入ってきて賑やかになる室内・・・・・。
パスポート見せて、もう1回荷物を全部ひっくり返して、ニヤニヤしてる奴に写真を撮られて・・・・疲れ全開・・・・・。
なんなのこの部屋・・・・住民に囲まれたわ・・・
代表者??が何かを書いているので、周りの人にこの先の道を聞くと、まだ危険だと言う。
・・・・(; ̄Д ̄) あんたら以上に危険なのかよ・・・・っと、思いながらも友好的に笑ってみせて、何処が危険なのかと聞くと、メイン道につながるまでのローカル道、先3~4日の道のりが危険とか。

危険の意味が理解出来ないが、この先もコンナ感じだとタマったもんじゃないわ・・・・。
(一。一;;) 深い山間に住んでいるせいなのか、よそ者に厳しすぎる視線に対応・・・でも1部だけ。
何故かココに集まった住民達は、至って穏やかな笑顔。
事情聴取に傍聴しながら、毛糸を紡ぐ地元民♪終始笑顔っす♪
昨日から、怪しい目つきで声をかけてくる男性・さっきボッコボコにされた男性達は30~40代ばっか。
( ̄△ ̄;) ・・・自警団でもあるのかな・・・何がそんなに危険なのか・・・・。
考えた所で、この閉鎖的??ながら友好的でもある地元民の対応は理解出来ないが。

もうギブアップします。
地元民が不愉快なら走ってもしょうがない。
この道は通りません。カハマルカ町まで戻ります。
諦めたので、もうこの先へ行かないと告げると、「(¬з¬) 先へ行かないのか??何処へ行くんだ??」っと・・・。
(=◇=;) だから・・・・カハマルカ戻るよ・・・・通っちゃダメなんでしょ・・・更に理解不能・・・。

なだめてくれたオッチャンはゴハンを持ってきてくれた。
(’▽‘;;) ありがと・・・・・警察の尋問みたいね・・・・。
アメとムチ過ぎ・・・・でも美味い♪
1人の好青年は、「カハマルカ行きのバスは明日の3時です。宿はコスパン村の中心にあります。」っと教えてくれた。
( ̄0 ̄) わかったよ。ありがとう。・・・バスで戻るかぁ・・・・。

1人不貞腐れながら、何かを書いた紙にサインして1件落着・・・・だと思う・・・。
なんだい??誰か訳して。
何処からともなく集まった方々は、終始笑顔で友好的でしたね・・・。
開放されて、皆とバイバイして、トボトボ歩いて村へと引き返してると、さっき通った道路工事のオッチャン。
皆さん・・・・理由も分からずに、さよなら・・・・
オッチャン言わく、ここら辺には“ラドロン??”が沢山いるから引き返すのが無難的な感じ・・・・なんだラドロン??って・・・・まぁ、良い言葉では無さそうですな・・・。

(一。一;;) はぁ~・・・・初めてチャレンジ断念だなぁ・・・・。
あの峠へは行きません・・・・引き返そう・・・・
まさか、山のアップダウン・厳しい自然・自転車問題じゃなくて、人でギブアップするとはなぁ・・・・思ってもみなかった・・・山は何処も平和だと思い込んでいたのが失敗だなぁ・・・・。
ココまでよそ者を警戒するのは何か理由があるに違いないが、今は理由が分からないので、無理に通るわけにはいかないっす。下調べ不足っす。

まだ12時・・・バスは明日の午後3時かぁ・・・。
・・・コスパン村は平和なのに・・・・
村の宿に入って、パソコンに入ってるペルー地図を見て、ルートを再び考えるが・・・・
海岸線に南北伸びる道に出るにも、やっぱし戻らないとイケナイ・・・・しかも危険らしいし・・・。
(=◇=;) やっぱカハマルカ町まで戻るしかないなぁ・・・・はぁ~・・・・疲れたぁ・・・。

ほっ・・・っとすると、アッチコッチが痛くなってきた・・・さっき叩かれた箇所かな・・・。
(-_-;) はぁぁぁ~・・・・明日カハマルカに戻っても着くのは夜。
明後日は・・・もう1回、道調べ直さないとなぁ・・・早くても3日後にカハマルカ町から再スタートかぁ・・・・。
(_|||) はぁぁぁぁぁぁぁ~~~・・・・・。

横になって考えていると、寝てしまった。

・・・起きるともう夕方。
食料は沢山持ってるし・・・・外に出てまた地元民に質問されるのが嫌なので、このまま寝てしまおう・・・・。
・・・・コスパンで引きこもり・・・
即席麺を茹でて食べようとすと、箸がない・・・・さっきの荷物検査で落としたかな・・・(~∇、~;) はは・・・。

(=△=) 今回のチャレンジは失敗です。
昨日会った地元住民の言う事を素直に聞いとくべきだったし、下調べ不足が原因。
カハマルカ町を出発する前に、警察でこのローカル道は安全なのか聞いとくべきでした・・・。
さっき囲まれた時も、大声出したのはマズかった・・・・興奮を助長させてしまった・・・・。
擦り傷・軽い打撲で済んで、ラッキーだと思わなきゃな。
荷物・ドンキー号も全て無事、2日頑張って山を越えて、勉強しにきたもんですね。
・・・・(ーヘー;) エチオピア以来かな・・・・こんな危機を感じたのは・・・・ホント何もなくて良かった・・・・。

・・・もう1度今後のチャレンジルートも見直さなきゃなぁ・・・・とりあえず寝よ・・・。

 

1 件のコメント :

じさまパッカー さんのコメント...

ちょちょちょ…と、大丈夫かよ?
どういうこと?意味わからないです。
とにかく気を付けてくださいよ。