2013/08/19 カナダ,ブリティッシュコロンビア州, ベルⅡ,南62k⇒メジャディンジャンクション,南76k(走行距離時間 109k 7:06) “もう雨嫌ぁぁぁ・・・・ (TωT)”

朝から雨と熊と・・・・もうやる気ゼロな朝っす
夜中はシッカリ雨が降っていて、何度も目が覚めた・・・。朝になっても雨はシッカリ降っている・・・。
飯を作りながら雨が止むのを待つしかない・・・テントはもう濡れ雑巾の様にグチャグチャ・・・(TT) 寒いぃ・・・。
もう、朝から無気力な放心状態っす。
朝飯をテント内で食っていると、近くに止まっていた車が目の前で止まり、お兄ちゃんがテントにやってきた。


兄ちゃん「L(゜ロ゜L ;) おい!!すぐソコにグリズリーがいるぞォ!!ベアスプレー持ってるかぁ?!

Σ(◎口◎;) まじぃ!?!近くの茂みを見ると、のそのそグリズリー登場。
10m程離れてこちらを見ながら辺りをウロウロしてるゥ・・・めっちゃ草くってる・・・結構デカいなぁ・・・腹ペコな感じだぁ。

航「(; ̄Д ̄) ヤバそうなグリズリーだな・・・。雨が止むの待ってる場合じゃないっしょ・・・撤収ゥー!!。」

飯を流し込んで、グチョグチョテントをかたして出発ゥ!!
標高400m・気温10度・雨か曇りっす。
車のお兄ちゃんが、グリズリーが去るまで隣で停車してくれていた。

出発から体は芯まで冷え込み、無気力ながらの前進。
雨がジャンジャン降る中、止まる事もできないので、とりあえず進みます。
もう、無気力すぎて考える力もないっす。ただただペダルをコグので精一杯。
もうこの天候に左右されるのにホトホト疲れてきた・・・。
((´д`)) 冷たぃぃ・・・寒いぃ・・・何処か室内に入りたいぃ・・・。

雨が止んできて進んで進んで、T字路に到着。
ココを直進すれば、氷河が見れる“スチュワート”町だが、またココまで戻ってこなきゃいけない。往復130キロ。
左に曲がれば、目的地の“スミタァス”町へと真っ直ぐ向かいます。
予定は“スチュワート”町へ行く。

航「・・・(=◇=;) もうコノ天候から早く逃げたい・・・。・・・逃げよォ・・・。」

左折。
無気力な私は、逃げる事しかできません。
・・・曲がってから、予定していたスチュワート町へ行かない自分を恥ながら、放心状態でエッホエッホ・・・。
空一面に現れる厚い雲と向かい風の後はァ・・・

せっかく止んだ雨も、また登場。
・・・そして止んで・・・・少し太陽が照ってぇ・・・厚い雲が流れてきてぇ・・強い冷たい向かい風の後に雨ぇぇ・・・。一昨日から同じ。この繰り返し。
またまた雨降ってぇ・・・

雨が降ればカッパを着て、雨が止み太陽が照り出すと、カッパを脱いで。
日が射してぇ・・・の繰り返しぃ

エッホエッホで進んでいると、太陽が雲の隙間から顔を出したので、広い路肩で止まってテント一式を広げて乾かします。
・・・ものスンゴイ濡れ方してるなぁ・・・・絞ってない濡れ雑巾・・・・。
太陽は15分で隠れ、テントは濡れたままだがさっきよりマシ。
全然乾かないテント一式・・・・

仕方ない・・・また後でチャンスがあれば・・・。この濡れ方ではコケが生えてしまうゥ・・・。

風・雨・曇りを繰り返しての1日。
何も考える事なし。ただただこの天気・地形から早く逃げたい。

・・・(-_-;) 参ってます。
走りたくない理由じゃないし、体力もまだある。
気持ちが弱ってるかも・・・今は逆境・困難に立ち向かう気力は無し。
ただただ、この場から逃げたい・・・この雨・・・・。

ペダルを止めないで、110キロ走り6時近く。

丁度“ボーナスレイク・レクリエーション広場”の看板。
タマに現れる、休憩所でもない“レクリエーション広場”。地図にも載っていないので、突然現れるのです。

湖沿いの広場にはベンチもあり、今日は乾いた大きな木の下で野宿っすね。
これなら雨降ってもしのげますなァ
雨が降ってくる前に、テントグッズ一式を広げて乾燥させなきゃ。
風が強い御蔭でテント一式が乾き、薪も拾って、今日は焚き火が出来そうっす。

昨日出来なかった“ラーメンライス”が夕飯♫。
アホ盛りの夕飯っすね。
今日の最後にキレイな湖を眺めて、雨は降らないままで消灯っす。

明日はスーパーのある町へと入れそう。
・・・( ̄ω ̄;) 無気力前進は何処まで続くのかぁ・・・。そして、この悪天候は良くなるのかぁ・・・。


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