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| 火炎山に突撃っすぅ！！ |
井戸水で体が潤ったお陰で、かなりスッキリ起床！
朝から水浴びして、スッキリしたとこで出発！目的地“ウルムチ”まで距離200キロ強。今日は手前の“達板城”という町まで行きく予定。
天気は快晴です！遠くまで見通せる！風は・・・追い風！！標高300mからの下りスタートっす！
「むほほほぉぉお！！早いぃぃぃ！！（＞▽＜）ゞ」
この先に、“西遊記”で有名な“火炎山”があります。・・・・牛魔王もいるのかな・・・・。
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| おおお！荒々しいぜぇ！！ |
ザザザザァァァァ！！っと下っていくと、荒々しい山間部に入ってきた。この辺一帯が“火炎山”みたいです。追い風の下りで、景色を堪能しながら一気にくだります。
「おおお！(゜ロ゜)何処だ牛魔王！！出てこぉーい！( ￣0￣)Ψオォーーイ!!」
ザザザザザァァァー！！っと下りすぎて、“火炎山景観所”を通り過ぎてしまった・・・。いかん・・・・牛魔王に会いに行かなきゃ・・・。180度方向を変え戻りだすと・・
「ぬおおお！！(￣曲￣；)なんちゅう向かい風ぇ！！・・・これはヒドイな・・・。逆方向でよかったァ・・・。」
“火炎山景観所”の入り口につき、ダメとわかりながら受付でおねだり。
「(;´▽｀A``あの～・・・私〝強風ライダー！ワァ～タルマン！〟と申しますが(- ．-)ヾ・・・この“ドンキー号”と一緒に牛魔王をやっつけにきたので、ドンキー号ごと園内に入れませんかねぇ？？(＠￣＿￣)」
「プースー！(ノ｀△´)ノ（ダメ！！）。」
・・・やっぱね・・・。まあしょうがない、一人で倒しに行くか・・・。
４０元の入場料を払い、牛魔王さんとご対面。牛魔王のバックは火炎山！！んん！いいロケーションです！牛魔王と戦ってると、牛魔王の日陰で休憩中のおばちゃんが、
「・・・ぬぬぅぅ（-＿-;）・・・あれが牛魔王なのかな（・◇・;;）・・・。」
１０分程で退場。
「いやァ～。良い画がとれたな♪(￣∇￣ ；)さて行くか♪」
一通り園内を見渡して出発。まだ下ります！火炎山一帯を抜けると、今度はブドウ畑が広がってきた。この辺は葡萄とワインが有名みたいです。“ウルムチ”で飲んでみるかな。
！！標高が海抜０m以下になった！！おひょ～！！(≧∇≦)何処まで下るのぉぉお！！
下りが終わりまた軽ぅ～い上りになったが、“そよそよ”追い風。余裕じゃぁ～い♪（￣3￣）～♪
・・・・しかし暑い(~∇、~;)・・・！！３９度もある！！・・・。
走っていても風を感じないためかかなり暑い・・・。今度は暑さが問題かぁ・・・。砂漠大変っすわ・・・・。
朝から50キロ走り“トルファン”という町に到着。
お昼ご飯はまたまた“判面（パンメェン）”。今日の麺はいつもに増してコシが強い！うまい！！モリモリ食べていると・・・・
「兄ちゃん。(∩＿∩) 替え玉いるかい？」
「・・・御幾らっすかぁ？？(￢з￢)」
「無料よ。(￣∇￣)」
・・・もち替え玉♪ただただ♪。うえェ～腹いっぱいっすぅ～。ε= o(´～｀;)o タベスギー
さて、この先ですが・・・・今日は“達板城”という町まで行きたいが、ここから距離100キロ・気温39度・標高差1000mの軽ぅ～い上り・強風情報有り。・・・・んん・・・キツそうだが、晴天だし“達板城”も風は弱いだろう・・・と勝手に判断。
「んん！“判面”食ったし！(＞▽＜)b行けるだろ！行っくぞ！(￣Д￣)ノ オウッ」
“トルファン”を抜けると、また砂利砂漠が広がる長い一本道・・・・。日陰なしの何もなし・・・。暑い・・・さっき全身をビシャビシャに濡らしてきたが、10分で乾いちゃった・・・・。日陰を見つけたら休憩しながら、軽ぅ～い上りをエッホエッホ・・・暑さに負けずお昼から3時間経過。少しづつ“そよそよ”風が南から・西から吹いてきた・・・・。
看板登場“4キロ先パーキングエリア有り・50キロ先パーキングエリア有り”。
「あついぃぃい(~∇、~;)・・・ホントにあるんだろうなぁ・・・・。営業しててェェェ（~Д~;）・・・。」
4キロ走ると高速料金所と併用して立派なパーキング発見！おおお！トイレもキレイ！！洗面所で全身から水分補給！
「ぷはぁ～あ！(°θ°；)・・・・ジュース飲んじゃぉっと♪( ;;￣３￣)～♪・・・後50キロはあるな・・・。風も吹いてきたしここからが気合の入れ所だな！p(・∩・)qうっしうっし！〝ビシャビシャライダー！ワァ～タルマン！〟突撃じゃあ！<(￣△￣)ノ"」
全身を濡らし出発！・・・どうやら“風の中”に入ってきた様子・・・。“ビュー！ビュー！”風の登場です！・・・ゆっくり、焦らず少し前を見続け前進・・・・。
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| だんだん緑が増えてきたァ♪ |
・・・一昨日の何処までも続く地平線は、希望が無くなりそうだったなぁ・・・。今日はぜんぜんマシマシィ！！泉で回復した私だぞォォお！！余裕じゃぁぁぁぁあい！！
グイグイ標高が上がるにつれ、風も“ビュー！ゴォー！！”っと強くなってきた・・・。
あとちょっとォ・・・あとちょっとォォおお！！
少し前を見ながら・・・ワッセワッセ・・・！！看板だ！！ “→達坂城”
「おぉぉぉ！・・・高速出口まで来たぁ・・ぐわわわ!! Σ(◎口◎；)トンでもねえ風になったぁ！」
“ゴゴゴゴォォォオオ！！ババッババァ！！”な風になった・・・。町までもう少しありそうだし、休憩しよ・・・って、すごい風！！休憩できないよ！「(≧ロ≦)
・・・水を飲んでるとおっちゃんが近づいてきた・・・。いつもの通り日本から来たと説明すると、強風の中お喋りがはじまった・・・・。
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| おっちゃん・・・豪風だけど、ハイ♪ポーズ♪ |
おっちゃんに写真をお願いすると、羊があと30分でここの戻ってくるから待って♪って・・・ごめん・・・もう7時になるし・・・おっちゃん一人で十分満足です。あんがと・・・。
町まで風に煽られながら到着。野宿セットを購入して町の少し先の木々が多い原っぱで野宿。風も弱まりました。スミレも咲いてます♪草原に戻ってきたぁ♪v(￣∇￣)v
「・・・（・３・）こんだけ木があれば風もダイブ避けられるっしょ。」
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| ここなら大丈夫♪ |
お腹いっぱいにして、今日は終わり。最近の野宿は、テントに熱がコモって夜中まで寝苦しい毎日だったが、今日は標高1100mの原っぱなので、今日はササっと眠りにつけそうです。
明日は90キロも走れば“ウルムチ”に着きます。いやぁ～、ドンキー号もがんばったが、あたいも毎日7時間以上コギ続けてがんばったかなぁ。ホントにあとちょっとまで来ましたぁ♪
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