2014/10/08 Argentina, Apostles南8k⇒SantoTome（走行距離時間 143k 7:37）“(￣◇￣;) 長ぁぁ～～い迂回路”

迂回路････何もね････

雨降らなかった。アルゼンチンに入ってまた気候が変わったかな。

雲ひとつ無い晴天。辺りに民家見当たらいのに、何処からともなくオッチャン登場。道があれば人はいるもんですな。

お弁当作って出発っす!標高280m･気温20度･晴天っす。

 (￣∇￣ ；)　丁度良い気温♪････しかし湿気が多いですな････こりゃ日中暑いぞ････。

エッホエッホで丘越え湿地帯を越えのアップダウン。

そういえば昨日は路肩があったのに、今日は路肩なし。まァ交通量が少ないからいいけど。

丘を上れば杉の植林畑。下れば湿地帯。遠くに牛が沢山。････の繰り返しだわ♬。

道は南西へと向かい、風はソヨソヨ追い風気味♬。快調ぉ～～～♪。

しかしアルゼンチンは休憩する場所が少ないわ。村を出れば次の村まで木陰も少なくベンチもない････。

たまァ～～～に出てくるベンチ。ここぞと休憩っす。
Ｃ＝ （￣ー￣；；）　うっふゥ～～♪こりゃ次の村もスグに着きそうだな♬。

エッホエッホで進んで行くと早くも腹ペコタイム。まだ10時半よ。

木陰もないのでそのまま進んで行くと、前から走ってきたバイクが止まった。

兄ちゃんが話しかけてきた････わざわざ止まって話かけてくるのは珍しいな････何かあるかな??。

いっぱい喋ってくれるが理解不能････丁寧に説明してくれてるが･････

(￣∇￣ ；)　この先2キロで右に曲がれってか??････これ真っ直ぐで村に着くんじゃないの??。

このまま真っ直ぐでは何か問題があるみたいね。右に曲がって30キロ進んで国道へ出なと言ってくれてる。

(＞▽＜)b　ん!!なんだか分からないけど忠告ありがとう!!。

少し進みT字路････右へ折れる道は赤土ですなァ～～････これグチャグチャなんじゃないのぉぉ････。

 この先何が不都合なのかな･･･真っ直ぐ30キロ走れば村だし、もう少し進んでみるかな････。

っと、木陰ベンチがあったのでお弁当。

（￣～￣；）　･･･そういえばさっきから車が1台も通ってないね･･･こりゃ何かあるね････工事??橋が落ちたか???。

考えればさっきの道を曲がるのが当然だけど、何とか迂回できるだろうと楽観視。そのまま恐る恐る直進。

エッホエッホで10キロも進むとぉぉぉ････

Σ（￣口￣；；　おわァ!!イキナリ道が消えたぁぁ!! 。

 湿地帯の真ん中にある道が見事に陥没。
綺麗ぇ～に落ちたね･･･こりゃ迂回できませんな････。

なんてアホなんでしょ。私もアホだけど、何か標識だしとけや!!車が突っ込んできたら落ちまっせ!!。

観念してさっきの赤土道の迂回路へ。

（・◇・;;）　ここから30キロ進んで国道ね･････長くない････。

赤土道に入ると晴れのお陰でシッカリ固まってるわ♬。軽ゥ～い上りをエッホエッホ。

気温がグングン上がって湿気ムンムン･･･暑ぃぃぃぃ････。

 道の両脇に流れる水は透き通っていて綺麗♬鳥も沢山♪変な鳥♬。牛がコッチをじぃ～～っと見つめて平和な田舎道っす。

(´Д｀)　エッホエッホ････走れど走れど終わらぬ道････暑いぃぃぃぃ･････。

何処に住んでるか、少年が自転車で抜いていった。穴だらけのシャツに裸足。ん～～たくましい!!。

スタンド・バイ・ミーみたいな♬

爽やかな笑顔でサヨナラ♪。

エッホエッホで････(~Q~;)　まだかいな････。
油断してっとグチャグチャ道･････

数メートルのグチャグチャ道でドンキー号は糞詰まりっす････このやろ････。

ベンチなんぞある訳もなく、木陰に入って立ち休憩。もうちょいっしょ･････。

暑ぃぃぃぃ････

エッホエッホでやっとこ国道!!。

(；´Д｀)　いやァァァ････長い迂回路だァァァ････ここから村まで何キロあるんだァァ････。
国道を走り始めると、交通量バッシバシ!!トラックガンガン!!路肩なし１車線アゲインっす!!。

Σ(ﾟдﾟ；)　どへぇぇぇぇ!!危ねぇぇぇ!!アルゼンチンの国道は何処も路肩ないんかぁぁぁぁ!!。

しかも直射で暑い････。結構バテてきた････たまらず汚い建家で休憩。

 (~ω~；)　ごっふゥゥゥ････暑いぃぃ････水足りるかな････案内看板出てこないと距離がわからんよ････。

お弁当食って更に先へ先へ････残り30キロはないだろ････っと、看板登場。

「（￣□￣；）」　なぬゥゥゥ!!36キロもあるってかぁぁぁ!!水持つかぁぁぁ･････。

こんな長い迂回路初めて･･･暑い中止まらず進んで行くとナイスな看板?!。

ガススタぁぁ～～♪ピットイン!!!。

頭から水浴びしてジュース飲んで、ふゥい～～♪っとスッキリ♬。

(≧▽≦)　いやぁ～～♬暑いね♬ジュースが美味いわこりゃ♪。

今日は次の村で終わりだわな･･･しかし国道危ないな････早くウルグアイに入ってしまいたいっす。

エッホエッホで残りをカッ飛ばして村に到着。

 (~ω~；)　あいやぁぁぁ･････50キロの迂回路ぉ････長かったぁぁぁ････。
ガススタ発けぇ～～ん･･･今日はイケルかなぁぁ･･･。

トラックも止まれる敷地あり。ガススタのオッチャンに交渉するとオッケー頂けましたぁ～♪。

シャワー有り!!ナイス!!。ガススタ商店はクーラーガンガン気持ち良い♬日が落ちるまで休憩っす。

隣に座っていたブラジル人の御一行様とお話して写真撮影会♬っと、最後にオッチャン「(＾ω＾)　これでジュース買いな♬」っと20ペソ（150円）の差し入れっす♬あーざっすゥ!。

ガススタの裏手でテント張って今日は昨日仕込んだ牛肉パーテーだわ♪。

米に牛肉!!パラグアイの連休もあり少し太ってきたかな････まぁ太って良し♬。

腹イッパイになって、食器を洗いに水場へ行くと少年が話しかけてきた。

おとなしそうな少年は、引切り無しにやってくるトラックのガラスをもくもくと拭いていた。

少年を見るとゴミ袋をあさりながら、片手に食べカスを沢山持ってる････。

「ごはん食べた?食べる??」っと言ってるようだ。

「今食べたんだ。ありがとう。」っと言いテントへ引き返した････。

しかも、今の私は表面上の有難うだった。心では「えぇ!!これ食べるの!!」っと思ってた。

彼の純粋な優しさに嬉しくなると同時に、人からもらってばっかの自分が恥ずかしく思えた･･･。

彼は孤児かも。

アフリカでも、アルゼンチンでも、子どもは純粋に変わりないのだと改めて思った。

私には、彼の将来が明るい方向へ進むよう、願う事しか出来ないです････今心から有難うって彼に言える･･･。

明日からも数日はウルグアイ国境までは危険な国道･･･気をつけながらブッ飛ばしですな。