untitled: 2015/08/18 Indonesia, Bukittinggi “（；゜０゜）　ラフレシアとウンチコーヒー”

世界最大のお花ですな！デカアアアア！おっかねぇぇ～･････

昨夜、宿にいたバイトガイドの学生くんが「ラフレシア」って花のガイドをしてもらう約束をした。

朝飯食ってガイド君を待ってると、昨夜と違う兄ちゃん登場。兄ちゃん曰く、昨日のガイド君は忙しぃから私が案内しますって。日本語少々喋れるのね。

航「そうかい･･･まァ、いいんだけど････信用するよ。」

全て込み込みで1000円の約束だけど。一応ね。値段の確認。

でも、兄ちゃんは渋った顔で1200円とか･･･「とりあえず行ってから現地で考えましょう･･･」とか････。

航「こら。これ以上は払わんぞ。1000円じゃ。約束じゃ。」少し悩んでオッケーだって。

日本でいえば３～４時間ガイドして5000円くらいの価値はある。出費はガソリン代だけだし。十分なおこずかいのはず。･･･兄ちゃん･･･欲が出てるな･･･大丈夫か････。

バイクで近くの村まで20分で到着。ここから軽いジャングルトレッキング。

ラフレシアは9ヶ月に1ぺん花開くみたい。咲く場所は特定されてないらしいので、ガイドしてもらわないと見つけるのはかなりキツぃっすよ。

兄ちゃんが案内してくれるのかと思ったら、村のオッチャンに交渉してるし。案内はオッチャン。

航　「何？今、お金払うの?。君は忙しぃから町に帰る?。知らんよ。それでもいいけど、私の帰りはどうすんのよ。ちゃんとビジネスしなさいよ。」

せかせかと兄ちゃん･････迎えにくるって言ってるけど、この調子だとどうだか。

兄ちゃんは日本語･英語も適当なので村のオッチャンガイドさんに聞くと、ガイド料は500円。

航「兄ちゃん････おまえ･･･ただのバイクタクシーじゃね～か････ダイブぼったくってるね･･･。」

まァ、約束しちゃったから仕方ない。兄ちゃんに急かされ2人に500円ずつ払うと、「帰りはバス拾って帰ってきて下さい」っとか「電話すれば迎えにきます」とか。

全くもって面倒な奴。やっぱ観光地では信用してばっかでなくて、しっかりしないとな。面倒でも自力で自転車でくれば良かったと少し後悔････。

オッチャンガイドがバイクで村の奥へ。こちらはガイドは慣れたもんですね。シッカリしてそう。

ここバイクで走るかあ！って、田んぼを真ん中を抜けてジャングル山の麓から徒歩開始。

オッチャンは英語達者。色んな花･ラフレシアの経緯を話してもらいながら････スンゲー歩くの早いし！。

グッチャぐちゃで泥濘んで滑りやすい獣道をサンダルでヒョイヒョイ軽い歩調っす。

すげ････第二次世界大戦で米国軍がベトナムに負けたのも頷ける･････熱帯に住む人の足腰は強靭だ。

ガンガンとジャングルの丘を上っていくと「これだよ。これはまだツボミで来週咲くかな。」って。

おわぁぁぁ～････デカぁぁ～････花ですかこれぇ～～････怪獣に近いねぇぇ～･･･きもぉ～･･･。

ラフレシアは他の亜熱帯にも生息してるみたいだけど、インドネシアのラフレシアが世界最大の花みたい。

うんせこらせで上っていくと････でた･･･開花してますわ･･もう花びらはシオレ始めてる。

･････すげぇぇぇぇ～～････食われちいまいそぉ～･･おっかねぇぇ～～････。

1週間だけ咲いてあとは枯れて･･･ってか、この湿気で腐って溶けていくんだって。

帰りがけににオッチャンが何やらスペシャルなコーヒーがあると。200円とお高いけど、物は試しで村の家へ。オバちゃんがこれまた達者な英語で説明。

この一帯にはコーヒーの実･ベリー系が豊富に取れるみたい。

この辺に生息する山猫？「ルワ（Luwak＝英: Asian Palm Civet）」ってのが、コーヒーの実を食べて、出てきた排泄物のコーヒーの実を炒って出来たコーヒーですと。その名も「コーヒー･ルワ（Kopi Luwak）」。

ルワは綺麗な場所にウンチするので、ジャングルの中の綺麗な場所を探して、白色したコーヒーのウンチだけをとる。黒いのはベリー食べた後のウンチだからタダの糞。コーヒーの身が赤く色付いた季節だけ取れて、しかもジャングルから探し出すっつー手間のかかるコーヒーですわ。苦味の少ないコーヒーだわ。美容･健康･滋養強壮に良いって。

ほぉ～～。ウンチコーヒーですかぁ～･･･面白いですなぁ～♫。お土産はいらないよ♫。