2011/11/14 お遍路で感じる事。

杉の林道を歩いきながら思う事。
林道にに入ると立派な杉が視界全体に映り、杉にばかり目がいってしまう。
大きな杉の合間の光がわずかに差し込む場所に、他の木が一本入り込んでいた。杉並木間のわずかな光を受けるために、光が届く空に向かって、少ない葉っぱをぶわっと広げている。
足元にあるちいさな植物達も、わずかな木漏れ日を受けようと、一つ一つの植物全ての葉っぱが空に向かって大きく開いている。
回りには見上げるほど立派な杉ばかりで、たくさん光があたるのは杉ばかり。
その中でも、光を見失なわずに、光に向かって精一杯に葉っぱを広げて上に伸びている木々や植物が、目に映る杉よりもはるかに多く存在する。
わずかな光でも、全ての植物はおおきな光に向かって育つんだ。
人間には「希望の光」がある。
どんな状況になっても、「希望の光」を見失なわなければ「希望の光」に向かって少しずつ進んでいける。
「希望の光」は人により異なるが、誰でも心に見る事ができる。
どんなに辛くても、自分に言い訳をしないで、「希望の光」を見失なわず、「希望の光」に一歩づつゆっくり進んでいけば、日々を迷う事なく、少しずつ大きくなっていける。
小さな目標でも形にならない目標でも、それを光に見立て日々を頑張ろ。
心の中に「希望の光」を絶やす事なく、いつも持ち続けたいもんだ。

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