2015/10/15 India,Rishikesh⇒Dhampur東23km（走行距離時間 150k 8:03) “∑(￣皿￣；； うっとおしい!!インドォ!”

もうさぁぁ･･･うるさいうるさいうるさいうるさいぃイイイイイ!!

 おし、起床。･･･リシュケシュ町にもう１泊しても良い･･･だけど、落ち着かないし町だし、町には肉がないし････肉食いたい･･･。

ネパールは去る4月に起きた大地震で観光客が激減したらしい。なので、お金落とすならネパールだわ。

絶対ネパール山間部の方が落ち着くはず。なので、ネパールへと一直線に走行開始っす。

宿を出てリシュケシュ町を抜けメイン道へ戻ると･･･始まったクラクション音。

ビィィィィィィィイイイイ!!!･･･なんてもんじゃない。四方八方から飛んでくるクラクション音。

顔が苦くなってしまう･･･朝から･･･やってらんね･･･。

朝飯食べなきゃ･･･っと、選択肢がない。朝からやってる食堂･･･何処も客が入ってない。

路上屋台にはサモサ（ジャガイモ春巻き？）が少々。サモササモササモサで芋になってしまう。流石に飽きた。ベジ料理ばかりで健康かと思いきや、乱れた食生活で調子がおかしいかもなぁ･･･。

レストランに入る･･･っが、何時ものアロ･チャパティ（ジャガイモサンド平パン）。

今日はバターにヨーグルトも付いてるわ♬。でも芋･･･チャパティ･･･飽きたぞ････。

はぁぁ････他に選択肢ないのかなぁぁ･･･まぁ腹イッパイになったしとりあえず先へ進むかぁぁ･･･。

エッホエッホでお隣の大きな町へ。今日は道案内の看板があったので迷わなそう。

ビイイイイ!!っとクラクション音を抜けて･･･行くが、先は向かってくる反対車両と詰まってスグに渋滞。

インドの交通事情は･･･ヒドぃ。最悪だ。

逆走･追い抜き･携帯電話は当たり前。まぁこの位なら他の国でもある。

けどね･･･他の国なら警戒心ってもんがあるのにインドにはない。

逆走も追い抜きも、全ての車両が全く自転車に気を使わない。インドではクラクション鳴らせば自転車は避けるものらしい。

大きい順に‘トラック･バス、乗用車、バイク、自転車、人････っとデカい物が突っ込んだ勝ちっぽい。

私が車道を走っているのに、前から追い抜いてくる。片道１車線で避ける隙間もないのに。

ビイイイイ!!っと鳴らしながら突っ込んくる。低地に入ってからはずっとこの交通事情。

道路上では気が抜けない。こんな調子で疲れちまってるっぽいっす。

エッホエッホで黙々と前進前進。茂み･･茂み･･･乾いた河･･･茂み･･･。

クラクションは私の真横でも向かいでも真後ろでも何処でも鳴らす。警戒なのか、冷やかしなのか･･･頭がぼォォ～～～っとしちまうわぁぁ････。

エッホエッホで村。村は沢山。人も沢山。小腹減った･･･のでサモサ休憩。

いやぁぁ････走るの億劫だわぁぁ･･･止まればハエすげぇしよ････。

しかし、地元民は賑やか。･･･ってか、子供みたいに騒ぐオッチャンもいる。

ワラワラ集まってきて、あぁ～だこォ～だ言ってくるけど･･･英語は滅茶苦茶で理解不能。インド人ってもっと英語話せるかと思ってたけど、そうでもね。

ご馳走様して、ビイイイ!!の中へ････無心･･･になれない･･･タマにバイクで並走してくる兄ちゃん･･･シカト･･･追い抜いて急に止まって･･･イラァ(怒!)。････殴るかシカトか････シカト････。

エッホエッホで黙々とお次の町。ストレスなのかイラつく事が多くなってきたな･･･ってもう昼だ･･･。

町に入ると、車に人が更にうっとおしい!･･･ので、止まるのも億劫････。

道を聞くついでに屋台で飯。

ぶっかけダルカレー（豆カレー）。親身な兄さんでちょいと落ち着くわ。

サササぁぁ!!っと流し込んでお会計すると、あらまの10ルピー（20円）。

な･･･屋台とはいえ安すぎる･･･やっぱこれが一般的な価値なんだろな･･･インド･･･貧困層が多いよな･･･。

ビイイイ!!ビイイイ!!っと、町を抜け一心不乱に前進前進。

追い抜き･逆走の危なぃ車両に、何度も「･･くそ！･･･馬鹿め･･･」っと、心の中は乱れまくってる。

エッホエッホでお次の村ぁぁ････。

陸橋の下に入って前進してくと･･･はい･･･行き止まりです。

はぁぁ･･･やってらんね･･･案内看板出しとけや･･･ジュース屋台あったから休憩するか････。

ライムジュースの屋台。和やかなオッチャンでホッと一息。

塩も入れるのね。グゥい！っと飲んで、ぷはぁ～～♬っと10ルピー。安い････。

そういえばまだお腹は壊してないな････インドネシアの作り置きよりはマシっぽいね･･･。

おっしで陸橋を越えて･･･町を抜けて道を聞けばこっちじゃないと････戻って脇道に入って本線････案内だしとけやぁぁぁ････。

エッホエッホでもうクタクタ。

横から「オイ!」。後ろから「ヘイ、ベイビ～♬」。追い抜きざまに「っけっけっけ♬」。

あぁぁ････走ってるだけなのにうっとおしい････イライライライライラ････。

インド人よ。デリカシーなんて無いね。物珍しい外人に言いたい放題ですわ。

今の私はカナリ消極的で神経尖ってるね････少しの事でもイライラするみたい。

止まると集まってくる。まぁ大体はお話してみたいだけ。なので、適当に話す分にはイライラしない。けど、走ってる最中はうっとおしい。

初めてインドに来た時は、インドの異世界感が楽しかった････けど、今はただただうっとおしい。もうやめてって感じ････。

はい････次の村･･･なんとか迷わず進んでこれたが･･･もう夕方。

宿に泊まりたい･･･無音の場所で寝たい････。っと、宿の場所を聞くが村には無いと････お次の町まで60km程。もう今日は無理。インドも野宿中心で進むつもりだったが、ちょいとナメてたかな。野宿条件が厳しすぎるわ。アフリカよりも。

はっはっはぁぁ･･･わかったよ･･･諦めて野宿覚悟でもうチョイ進みますかぁぁ～～････。

エッホエッホ･･･もう何処でも良いから･･･って、適当な野宿場所探すのも一苦労。

茂み･畑･田んぼがほとんど。湿地帯も少々。蚊はものすごい数いるに違いない･･･。

人の手が入った場所じゃないとテント貼るのは厳しい。

橋が出てきて乾いた大きな河････ここなら････っと、食料持ってるけど野宿用の水持ってなかった･･･いけね･･･忘れてた････。

 村に入って井戸水で水補給。････っと、横にヒンドゥー寺院。

ご近所さんに「あのォ～･･･ここでぇ～。テントォ～。寝るゥ～。１泊だけぇ～。････ダメデスカァァ～？。」

っと尋ねてみるがダメみたい。ってか通じたかな？。ヒンドゥー寺院は無理っぽいね。

村を見渡しても、家の周りはグチョグチョだったり家畜だらけだったりゴミ山だったり･･･テント無理･･･。お邪魔しましたァ～･･･。

エッホエッホ･･･はァァ～～････今日も日が暮れるゥゥゥ～～～････何処か良い場所ォォォ～～････。

半ば諦めながら前進･･･前進････。

っと、ダーバ（食堂兼宿）発見。宿無しだ･･･ダメ元でテントはれるか聞いてみるか････。

止まると、中から「ハロー♬」の声。出てきたのはターバン巻いた恰幅の良い兄ちゃん。

おォォぉぉ･･･シク教徒ォォ～～～♪･････これは････イケルかな♪･･･。

シク教徒は英語いける。兄ちゃんに野宿できないか尋ねれれば「ノープロブレム♪」。

あァァ♪愛してるぜシク教徒ォォ～～♪インド皆シク教徒になればいいのにぃ～～♪。よかったァァァ･･･。

裏手にテント張らしてもらい、井戸水で汗流してスッキリんこっす。

いやァ～～♪助かりますゥ～♬。んじゃ、飯くださいなァ～♪。

兄ちゃんアレコレメニューの説明してくれる･･･美味いもの作りそうな体格なのでお任せ。

出てきたのは･･･あんだろ？ほうれん草カレー･チーズ入りかな。野菜も付けてくれた♪。

おうゥ♪美味いね♬。流石恰幅良いだけあるねぇ～♪。ご馳走様ァ～～♬。

レストラン価格でお高いけどね♬大満足っす♪。

うっふゥ～～♪っとうるさい道路を眺めていると･･･他のお客さんがやってきて挨拶。

「ここで寝るのか？。ここは止めとけ。次の町へ行け。あいつは嘘つきだ。わかるか嘘つきだ！。」

っと、何故か私にまくし立てる兄ちゃん。

そんな事ないと思うけど･･･ってか、知らんよ。この兄ちゃん酒臭いな････はいはい･･･わかったわかった。

「好きにしな。」っとバイクで去ってった。飲酒運転も多いみたいね。

はァ～疲れたぁぁ･･･っと、テントに戻ると、また他のお客さん。話せば「ココはコブラが出るぞ!」って。

････出たら困る･･･けど、蛇がテント内に入り込む隙間ありませんから。ご心配なく～。

なんだか･･･人の不安を煽る事ばっか言ってくるな････寝よ寝よ。

あんまし宗教で比べたくないけど、インドにいるとシク教徒が天使に見える。

ヒンドゥー教徒は･･･どうも肌が合わないなぁ････。

明後日にはネパールに入れるはず･･･もうチョイだァ･･･明日もブッ飛ばしだ。