むむむ・・・かなり怪しい雲行きだぁ・・・。 |
起床と同時に焚き火開始♪残り木を燃やしながら、朝食を済ませ準備をしていると西の空から厚い雲が近づいてきた・・・。準備をトロトロやっていると、案の定ポツポツ降り出したので出発!!・・・すると同時に止んだァ・・・。
「・・・早く出発しろって事かなァ??( ̄O ̄;)・・・まだ厚い雲が西にあるなァ・・・今日の雨は味方してくれるかなァ・・・( ̄ω ̄;)。」
8時半に出発。今日は初めに標高3000mの山越え。そして、山を越えても商店のある村までカナリの距離がある様子・・・。距離は不明だが、スタートから100キロは無いはずゥ・・・。
出発と同時に、急なデっコボコ傾斜です!時速5キロの世界っす!・・・そして、ハエがワンサカ!!たまらん!!しかも小蝿は手袋の上から噛んでくる!!
「道に集中シューチュー・・・痛て!! ∑( ̄皿 ̄;ぐわァー!!小蝿噛むなァー!!」
噛まれる度にバランスを崩すドンキー号・・・。耳障りなハエの大群を我慢しながら、時速5キロでガッタガタ傾斜をエッチラホッチら登って行くと、40分で高低差300mも上がった!( ̄へ ̄)そして、遠ォ~~くに見える山の天辺に道が見える。
「・・・・あれ天辺かな(°θ°;)・・・麓までカナリ遠いですよ・・。うっしゃ!!今日は走りに集中すんぞォ!(≧ε≦)ノ」
標高2100mになると、道の傾斜は緩やかになった。・・・しかし、西から厚い雲がダンダン近づいてきたァ・・・。
「(-_-;)・・・こりゃ降りますなァ。先にカッパ出しとこ・・・。“ガザゴソガサゴソ・・”・・・!!! !Σ( ̄□ ̄;降り出したァ!」
雨が降り出すと急に冷え込んできた。しかし走れば寒くない。そして、大敵の小蝿も消えたァ・・・。いいね!雨!ハエよりまし!!
なだらかな傾斜を登って行くと、雨も止み、下りに入った・・・・。これを下れば標高3000m山の麓っぽいな。ザザザァー!っと下って標高2000m。
集落??遊牧民テント“ユルタ”がチラホラあります。川を渡りそのままの勢いで山に突入しようとすると、おばちゃんが手招きしてる“ヘ( ̄∇ ̄ )・・・お茶??・・・むむむ・・・先を急ぎたいが、休憩してから行こ♪( ̄¬ ̄*)。
冬は村に住んでいる遊牧民が、夏6月~9月は“ユルタ”と牛・馬・羊を連れて山に移り住みます。このご家族もそのようです。
チャイ(ミルクティー)とパンをいただき、英語の話せる娘さん、そしてご家族の方々とオシャベリをしていると・・・・ありゃま!!12時ザンス!! (≧▼≦;)いかんいかん!!
“今日は先を急ぐもんで、もう行きます”って伝えると、お土産に“キナコ??(大麦を砂糖?)”と“チーズ??(牛乳を塩で固めた飴サイズのボール)”を持たせてくれました!
ありがとうございます!! m(._.)mアリガト
さて!お腹も満たしたし標高2000mから再出発っす!!
デっコボコ道は変わらず、麓からは見えない天辺目指して時速5キロで大爆走です!
1時間コイで標高を330m上がり、5分休憩・・・。道に集中しながら登っていくと、今朝の野営地まで見渡せる高さになっていた。
ドンキー号で走るには限界ギリギリの傾斜が幾度も現れるが、深呼吸して・重心を落とし・まっすぐ登ると、時速4キロでもタイヤが滑らない。・・・おニューのタイヤfが効いてるのかも。
天辺標高3000m・3時に到着!スゲー!w(°o°)w 3時間でデっコボコ道・高低差1000mを登ったァ!
そのまま、逆側を覗くと、これまた急な下り!川沿いに道が見えます!
「あれを西に行くのだな!(°θ°;)ここから長いぞォ!( ̄Д ̄)ノ一気に落っちまァ~っす!!」
「おおお!この先の道は、このまま川沿いのはず!いいぞォ!下れくだれェ!(≧∇≦*)」
川沿いには、たくさんの“ユルタ”が立っています。養蜂している方がたくさんいます♪さっき食べたハチミツ、濃厚でうまかったなァ~♪
「ただの丘でしょ♪(>ε<)余裕じゃーい!!」
・・・丘を越えると、下りの先にさらに上へと伸びる道が見える・・・
「・・・なによ( ̄~ ̄;)・・・川は下ってるのに登るんすかァ・・・。キルギスの道は、カナリ険しいのォ・・・( ̄□ ̄;)。」
キツイ傾斜を登って・・・ザザザァァ!っと下って・・・。??・・・おいおい・・・またまた山に道が上がっているじゃ、あ~りませんかァ・・・(°Д°;。川沿いっちゃー川沿いの上り道・・・。
「・・・ぐぐぐ( ̄曲 ̄)・・・。こなくそォー!! (`□´)わたしゃ止まらんぞォー!飯抜きなんぞ考えられなーい!!いっきまーっす!!!」
ここ数日続いた山のアップダウンも終わり、ついに長い下りにはいりだしたァ!
「(~∇、~;)はァ~はァ~・・もう上りないっしょ・・・。!!わァ~お~♪(*≧∀≦*)そこらじゅうヒマワリ畑に変わったァ~♪まァ~キレイねェ~♪」
おおおお!!・・・一面ヒマワリ・小麦畑!! |
「ふイ~・・・δ(⌒~⌒ι)。まァ、なんとか夕飯にありつけるし、よかったよかった・・・ヘ(°¬°)ノ~。」
1時間で雨は上がりました。遅い夕飯をタラフク食べ消灯です。
今日でキルギス中央部の山間部は抜けたはず。この先からメイン道路に入り、大きな目的地“オシュ”まで、後2日で着くでしょう。いや~、キルギスは山々と自然を存分に体験しましたな!
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