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| 雨は止んだ!!・・・タジキスタンに突撃だあ |
・・・昨日の雨で、起床してもテントの中はグッチャグチャァ～・・・。幸いにも、太陽が出ているので、朝から荷物・テントを乾かしながら出発の準備。
今日は標高4300mの山越え！気合入れて出発です!!・・・っと、キルギス軍人さんがやってきた。・・・もう国境は近いのですな！
標高3300m・気温18度・晴れっす！
穏やかな国境で、軍人さんに出国スタンプを押してもらうと、何やら説明している・・・。
「(゜O゜)タジキスタ～ン、アフガニスタァ～～～ン、ドゥドゥドゥドゥドゥドゥ!!」
？？（ ・＿・）ん？・・・何ですか？？・・・どうやら、この先通過する“パミール地区”予定の町“ホーローグ”で、タジキスタンとアフガニスタンで問題が起きている様子・・・。“ドドドドォ”の意味は機関銃ですよねぇ・・・。・・・マジっすかァ？(￣Θ￣;)・・・。平和な場所だと聞いていたが、やはりアフガニスタンとの国境沿いは問題起きやすいのかも・・・。次の街“ムルガブ”でちゃんと情報収集しなくちゃな。
・・・・っと、今はそれより目の前の山！タジキスタンのイミグレーションは山を越えた場所！さあさあ行っきますぜぇ～♪(￣Д￣)ノ
道がガッタガタになってきた。それでもコゲる道なので、ゆっくり上って行きます。
周りには雪をかぶった山々が出始めましたァ。グイグイ行きまっせぇ！
標高3800m辺りから、“頑張ろうとしても先に息が切れる症候群”になってきました。
「はァ～はァ～はァ～(~∇、~;)・・・やっぱ標高4000m越えはキツイっすわァ～・・・」
草木もほとんど無くなり、殺風景になってきたァ。息を整えながら重心を落としてゆっくりゆっくり・・・。
「ぜぇ～ぜぇ～（~Д~;）・・・いかんなァ・・・5分とコゲない・・・。こんなにキツかったっけかァ？？(~Q~;)」
・・・中国の山越えでは、食料・水分を最小限に抑えていたのですが、今回は2日分の食料に水も多めに持っています。・・・息が続かないのは、このせいでしょ。
この天辺がキルギス・タジキスタンの境界線みたいっす！
おおお・・・寒ぃ・・。着替えながらパンをかじっていると、後ろからランクルが３台やってきた。ロシア人の旅行者です。お話をしていると・・・
「(゜O゜) 今“ホーローグ”町は危険みたいだよ。情勢を見といた方がいいよ。」
・・・やっぱそうなんだァ・・・。数日前から、ドンパチやっている様子です・・・。むむむ・・・なんとかおさまってくれればいいがなァ・・・(°д°;;)。
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| デコボコデっコボコになってきたア・・・。 |
先ほどのロシア人達の入国が手間取っているのか、私まで待ちぼうけ・・・30分でタジキスタン入国！！よっしゃー！タジキスタン山攻めるぜぇー!! (￣Д￣)ノ
イミグレーションを出ると、道が最低っす・・・。ガッタガタ下り標高4000m。また上りっす。しかし、道がアスファルトになってきたので問題なし！ゆるい上りを、ぜぇ～ぜぇ～言いながら走ります。
「(￣‥￣；)・・雲行きが怪しぃ・・早めにカッパ着ましょね。」
雪がチラホラ・・・・でも、太陽は照っている・・・カッパに着て上り・・・暑いわァー！
風が吹けば、「{{(+＿+)}}あ～寒ぃぃ・・」。難しい体温調整をしながら、雲行きを見ながら、上っていきます。・・・なかなか標高が上がらないシツコイ上りを上りきると、“カラコル湖”が見えたァ！！
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| おお！標高4000mの”カラコル湖” |
アスファルトの下り道をザザザァーっ!!っと下りながら、村へ・・しかし、なかなか着かない村・・・。見た目より相当距離がありますなァ。
真っ白な山々に囲まれた“カラコル湖”。気持ちの良い下り道を堪能していると、第一タジキスタン人発見!!子供達です！
「ハロー♪（⌒◇⌒）ノ」
・・・向こうも「ハロー」・・・通り過ぎると、石を投げてきたァ!!
このォ!! ∑(￣皿￣；；・・・。
まったくよ・・・最近子供達にやられてるなァ・・。マァ、シカトです。
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| 小さな村ですが、人はいるのですねェ～♪ |
大きな湖“カラコル湖”をぐるっと回って、南へ南へ・・・。標高4000m。雲が近い。やっぱ高い所はそれだけで気持ちが良いっす♪
10キロも走ると、キレイな小川を発見。昨夜の濡れたテント・寝袋・マットを日が出てる内に乾かさなきゃな。そのままキャンプです。
明日はタジキスタン最高峰の標高4600m。そして、“ムルガブ”街を目指します。・・・まずは明日の山越えからだな・・・晴れますように。
そして、“ホーローグ”町情勢をしっかり調べなくちゃな。
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