・・・・音のない世界・・・・。 |
起床・・・。( ̄◇ ̄;)
ハゥー風は吹いていない・・・音が全くしない・・・虫も鳥もなんもイナイのかな・・・。まったく音はしないが、景色は抜群。・・・変な世界だぁ・・・。音無し・・・( ̄ω ̄;)
ブヒ~。
太陽が昇ってくるなか、無音の世界で、ゴハンを支度していると・・・蚊が出始めた・・・。しかも、ものすごい数!!
標高3800m・気温16度・蚊多し!・快晴です!
まずはこの大きな荒野を西へ抜けて、南西に伸びる川沿いに出る所まで行くぞ!!
風が無いだけでズイブンと走りが違う。轍はアチラコチラに広がっているが、メインの轍を見失わないよう、西へ西へ荒野の真ん中を突き進みます!!
「いいぞ!! (°θ°;)アップダウンも少ない!・・・でも、砂利がタイヤに食い込むのは変わらない(=◇=;)・・・。今日も長くなりそうだァ・・・。」
川がくるぶし以上の深さになると、チェーン・歯車まで川に浸かってしまうので、なんとしてもそれは避けます!!二度手間ながら川を越え走り続けます!。西に伸びる轍が山間へと入ってきた・・・・。
「・・・(’へ’)もうすぐ川沿いに出るはず・・・。おお!! (°д°;;)牛がいる!!って事は人もいるはず!」
!!!・・・・登るんすかぁ・・・。 |
そのまま、ユルタを後にして山間へ入って行きます。川沿いの絶壁に出てきました。
・・・11時になっているので一息入れて、先をチラッと見ると・・・
川沿いの絶壁は、上へと伸びている・・・。休みもホドホドに出発!!
・・・スゲー傾斜・・・。そして、岩・砂利・砂、全ての悪条件を満たした道・・・。
・・・っダァ~(=◇=;)・・・ドンキー号じゃ上れない・・・。押すしかないなァ・・・。」
傾斜もそうだが、岩に乗り上げるとバランスを崩してまっすぐ進めない・・・。ドンキー号を押したり、乗ったりを繰り返し天辺。
「( ̄ω ̄;)ふィ~・・・そんなに長くなくてよかったァ~・・・。今度はどこまで下るのかなァ・・。」
こ・・・これはスンゴイ落ちっぷり・・・ |
「Σ(◎口◎;)ぐわァァァあ!!! (; ̄Д ̄)なんじゃなんじゃああああ!!とんでもない、下りになってるゥゥう!!」
とてつもない傾斜道がグネグネと下へ伸びてる・・・。と・・・とんでもないっす。
岩むき出しの道に跳ねっぱなし・・・そして、砂利・砂にタイヤを取られストップ・・。
ブレーキは握りっぱなし。・・・川沿いの絶壁をユックリユックリ下って標高3500mまで下りましたぁ。逆からの道じゃなくてよかったァ・・・。逆かだったら、登るのに何時間かかるんだろ・・・あぁ~怖ぁ・・・。
「(~Д~;)よォ~し・・・なんとか下れたァ・・・ここから南へ川沿いを下れば“グダラ”村に出るはず・・・。行くぞ行くぞ行っくどォォォお!! ε=ε=ε=(;-o-)/ ツギツギー!!
」
」
「なななァァ((。o・))(((・o。))・・・ひ・・ヒドイ・・・。(~Q~;)まともにコゲないイイイ!!」
小指の先程から拳級の岩まみれ・・・。そして、大きな岩が地面から突き出ている・・・。少し下れば、そこは砂地獄ゥゥう・・。下りも上りも、一番軽いギアじゃないと進めない。
・・・まっすぐ進むので精一杯です。
「Σ(◎口◎;)ぐゥわわわァァ・・・。ごっごっごっごおォお!! ((。o゜)))(((゜o。))・・・ぶぇぇえ~~~(~Д~;)・・・。」
そしてまた、轍を横切る川が出てきた・・。
「・・・・(=△=)またか・・・。(-_-;)深いなァ・・・。荷物を降ろして渡るのは手間がかかる・・・。( ̄へ ̄;)ドンキー号ごと持ち上げて運ぼう!!」
10歩で渡れる川だが、約60キロのドンキー号を持って渡るにはギリギリの距離・・・。
しっかりドンキー号をつかみ、一歩一歩足元を確認しながら・・・渡ります。
「∑( ̄皿 ̄;;ぐはァー!!!重いぃぃぃ!( ̄△ ̄;)・・・。靴がグッチャグチャだけど、まだ川がありそうだしこのまま行くぞォ・・・へ(×_×;)へ。」
ガッタガタ岩道・・砂利道・・向かい風・・・ドンキー号では進めないデっコボコ道・・・砂地獄・・・轍を横切る川・・・その繰り返し・・・。
もう何時間走っているのか分からないが、南へ南へと・・・体全身が疲労してきたァ・・。
疲労感と空腹からか、少しのガタガタ道でもまっすぐ走れなくなってきたァ。
小川が流れる緑地帯で休憩・・・。か・・・体がァ・・・疲労感でたっぷりです・・。
でも、まだキャンプするには早い時間だァ・・。目標の“グダラ”村ももうすぐのはず・・。
・・・押します・・・。ガタガタ岩道をドンキー号を押しながら歩き続けます・・・。少しの上りに泣きそう・・・、そして、たまに止まってくるハエにプッツン。
「∑( ̄皿 ̄;;ぐわあああああ!!!!(ノ`△´)ノ邪魔するなあああああ!!!」
・・・叫んでさらに疲労します・・・。息が切れっぱなし・・・。岩・砂・・・。そして、上りの傾斜が再びキツくなってきたァ・・・。
「ぜぇ~(TωT)・・・・ぜぇ~(_△_;)・・・また上るのかァ(~Д~;)・・・。ここで止まってもしょうがない(` 曲 ´)・・・。進むしかないぃぃぃ(;´д` )・・・。」
体全身の力でドンキー号を押して・・・・10歩進んで、“ぜぇ~ぜぇ~”・・・ブレーキをかけないと落ちていく・・・。その繰り返しをどん位したのかな・・・。
「ぶぇ~ぼぇ~(。_+)・・・・また登ってるゥ(TεT;)・・・・。でも、止まってもしょうがないぃぃぃい・・・・・。ぶぇぇぇえええ!!( ̄曲 ̄)」
ドンキー号を押しっぱなしで1時間・・・。次の天辺に上りきると・・・
「ヴゥわぇぇぇぇえ!! <(T◇T)>わぁああああ!村が見えだァァァあ!!! (T∇T)えがっだァァァあ!!!」
「・・・・まじかい( ̄O ̄;)・・・。そんな予感はしていたが・・・」
お兄ちゃんにお願いして、お茶をいただきにお宅へお邪魔しました。・・・スンゴィ安堵感・・・。お茶とパンをいただき、野宿の場所を探しに行こうとすると・・・
「(^∇^)これ持ってって下さい。どうぞ。」
大きな丸パンをいただきましたァ・・・。ぶェェェええええ・・・ありがどヴ・・・。
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