2012/08/04 タジキスタン・ルシャン北西45キロ－ゴルゴバッド（走行距離67キロ） “アフガニスタンを眺めながら (「 ￣ー￣)”

対岸のアフガニスタン。自然と村が一体化してますなぁ

起床・・・。疲労感は抜けてないかなァ・・・。ゴハンを済まし、お庭をお借りしたご家族にお礼を言って出発。標高1800m・気温21度・今日も快晴っす。

もう既に、とんでもない道の“パミール”は通り過ぎたはずだが・・・疲労感は常にあるしなぁ・・・。まだ首都“ドゥシャンベ”まで、最低４～５日はかかりそう。数日後には高低差2000mの山越えもあるし・・・体と相談しながら進む予定です。

あ・・あの丘で休憩ぃぃい・・。

逆岸のアフガニスタンを眺め目ながら、川沿いの崖っぷちを北上していきます。

家・村と山が一体化しているアフガニスタン側。電線も見れないし、道は人が通れる位の幅しかない。・・・長く時が止まっている様に見えるなァ。

細かいアップダウンと、デっコボコ道・アスファルト道をゆっくりゆっくり・・・

1時間で村に入った。・・・全身疲労感？？なのか、力が入らない・・・。

キレイな村の真ん中で、休憩していると早速「チャイ（お茶）飲んでいきなよ。」っと、お接待を受けましたが、まだ1時間しか走ってないので、お断りして出発。

ゆっくりゆっくり走るが、力が入らない・・・朝から2時間半走り、向こうの丘に緑地帯が見えてきた・・・

「・・・（~Д~;）おォォォお・・・既に限界ハレツしそうだァァ(~∇、~;)・・・あそこで休憩しよ・・・。」

丘を上りきると、丁度良い!!丁度良すぎる場所に食堂がある!!・・・11時ですが、お昼ゴハン。“ポロフ（ピラフ？）”があったので、注文！久しぶりのお米にグワグワァ!!っと食らいつき、“ふゥ～・・”っつ、一息入れると、寝てしまったァ・・・。30分寝て、重い体をお越し再出発!!

ゆっくりゆっくり進んでいくと、アフガニスタンとタジキスタンを繋ぐ橋が見えてきた。

対岸のアフガニスタンには町？村？？が広がっている。アフガニスタンで初めての車が見えたァ。・・・誰も通っていない国境の橋を眺めながら進んで行くと、検問所がある。

検問所の兵隊さんにパスポートを見せるが、なかなか返してくれない・・・。

「・・・(＝◇＝;)もうさァ・・・暑っついから早くしてェ! (ノ｀△´)ノアーツゥーイィー!!ワァーカァールゥー!!」

「(*≧∀≦*)ガロォン！ガロォン！（たぶん、暑い！暑い!!）」

国境の橋なのかなぁ・・・。

・・・お暇なのでしょうか・・・諦めて覚えたての言葉「（」°ロ°）」ガロォーーン!!」っとアフガニスタンに叫びながら、パスポートを返してもらい出発。

村が少ない深い山間にでてきた・・・・。山水が流れる崖っぷちで休憩・・・。対岸のアフガニスタンが近いなァ。・・・あれ？？・・・対岸の家にアンテナがある・・・？？よォ～く見てみると、電線らしきもんもあるなァ・・。場所によっては電気も通っているのかなァ。対岸の女性に手を降って再出発。

“ビュー！ゴォー!”向かい風・急な傾斜が多くなってきたが、お昼ゴハン“ポロフ”が効いたのか、パワーが戻ってきた!

透明の水が流れるキレイな村っす♪

ゆっくりゆっくりだが、疲労感が無くなったので止まらずにすすめる。・・・そういえば、逆から来る、サイクラー・バイカーに全く出会わないなァ・・・通り過ぎる車も地元の人ばっかしだし・・・。やっぱ、まだ“ホーローグ銃撃戦”問題があったから、旅行者は“パミール”に来ないんだな・・・来れないのかな・・。

ゆっくりゆっくり・・・大きな丘も止まらずに進み続けていると村に入った。名前を確認すると今日の目的地“コルゴバッド”村に着いていた。

オモシロイお兄ちゃん・ちびっ子達と絡みながら、今後の予定。

この先は数十キロまた何も無さそうだし、今日はここで終わろう・・・。商店で“ファンタ”を買い、とりあえず休憩。とてもキレイな村です。村の真ん中には山から急流が流れ、緑が輝く・・・ここで野宿したいが、良い場所がないなァ。そのまま村外れに行き、今日は5時でフィニッシュ。

通りかかる村のキレイな女性達と挨拶をしながら、ゴハンを食べてると・・・“ゴロゴロゴロォォォォ・・・”。

「・・・(￣O￣;)北の山から不吉な雲がァ・・・。こりゃ、ちゃっちゃと食って、テントに避難しなきゃなァ・・・。」

ゴハンをガガガガッ!!っと食って、雨が降る前にテントに避難!!!・・・ここ数日、私のテントはチャックがブッ壊れてきて、いくらチャックを“ガチャガチャ！”やってジップを下げても、チャックは開きっぱなし・・・。テントに風が入り込む中、横になっていると、そのまま寝てしまった・・・。雨はポツポツで収まってくれてよかったァ・・。明日もアフガニスタンを眺めながら、北上していきます。