2012/08/31 ウズベキスタン・カラシナ西20キロ-コソン(走行距離時間121k 6:04) “茂木 たけし ( ̄‥ ̄) ”

再度登場!茂木たけしぃ!!波乱の予感・・・。

5時に起床するが辺りはまだ真っ暗・・・。大きな目的地ブハラまでここから距離250キロ。・・・絶対無理な距離っしょ・・でも行ける所まで行くのです!!。ウズベキスタン滞在登録を宿でしなきゃいけない日ですが、距離を稼ぐのを優先させます!!。
朝飯を食って6時半に出発!!気温25度・標高900m言うまでもなく快晴です!。


昨日の疲れや脱水症状も回復してる様子。下り道スタートなのでぶっ飛ばします!!。ザザザァー!!っと、長ァ~い下り道。辺りは岩山ばかり・・・。下りきると、また丘越えが登場。

「うっしゃ!!これを一気に登れなきゃ“ブハラ”には着けないぞ!!俺!! ( ̄Д ̄)

一気に上ります!!・・・っが、意外と長い丘越え・・・はァ~はァ~・・・き・・キツイぃ~・・・あ~・・・足着いちゃったぁ~・・・。
っと丘を越えてまたまた一気に下ると村っぽくなってきた。・・・止まらず前進だぁー!!。っと・・・

「わたるさぁーーーん!!」

!!!!誰だぁ!!!!・・・おお!!“たけしくん”だ!!。
彼とはキルギスを一緒に走り、ドゥシャンベでも同じ宿になりました。私より1日早く宿を出て、ウズベキスタンでは違う方向に向かうと聞いていたので、まさか追いつくとは!!。とりあえず休憩。

たけし「( ̄▽ ̄;)いやー!!僕も“ブハラ”へ向かう事にしました!!」

・・・気がよく変わるのが“たけしくん”ですなぁ~・・・。しかし、今日は無理だろうと喋っていると・・・

たけし「ここからは平坦な道ですよ!! (」°ロ°)」200キロ行けますよ!」

二人でぶっ飛ばし!!行けるぅ・・・わけない!!
えぇ・・・まだ230キロあるけど・・・行けるのかなぁ??・・・まぁ、行ける所まで行くので“たけしくん”の勢いに乗って2人で出発!!。
二人でぶっ飛ばしです!!。辺りの景色に目もくれず、ペダルと道に集中!!。
・・・しかし、体力が気持ちについてこれないぃ・・・。必死に11時半までコイでおっきな町“カラシ”に到着。朝から82キロ走ったぁー・・・・。残り170キロぉ~・・・絶対絶対無理な距離・・・。
たけしくんも諦めたようなので、この先の町“コルソン”で滞在登録のできる宿を探す事に。・・・この調子でトルクメニスタンは大丈夫なのかぁ・・・。
食堂に入りお昼。たけしくんの様子がおかしい・・・

たけし「・・・(一。一;;なんか下痢がヒドイっす・・・。“コルソン”までは行けると思いますがぁ・・・( ̄□ ̄|||)おう!!トイレぇぇ・・・・。!」

おいおい・・・大丈夫かぁ・・・。彼も暑さと冷たいコーラを飲みすぎなのか体調不良。
・・・ここで泊まったほうがいいんじゃないのぉ・・・。
彼の性格なのか、行ける所まで行きたいようです。・・・でも大丈夫かいなぁ・・・。

午後スタート!!。気温は38度とまだマシ。・・しかし、キツイ顔をしてる“たけしくん”・・・。
これは厳しいかな・・・。どっか日陰で休もうにも、良い日陰が見つからない・・・。
15キロ程走りバス停発見。小休止をとろうとするが・・・

おォォ・・こいつは本格的にマズイなぁ・・・。
ワタル「(・◇・;;お・・・おい・・大丈夫か・・・。」

たけし「(;´Д`)汗が出ないんですよねぇ・・・。熱っぽいです・・・。・・・(×_×;)もうコゲないんで、日が暮れるまでここで休みます・・・。」
!!!おい!!完璧な脱水症状でないっすか!!。やばいな・・・日陰だけど、暑いし・・・。水をもらいに民家に突入。

ワタル「(°〇°;)あの~・・・水いただけませんかぁ~・・・。」

何やら酔っ払ったおいちゃん達がいっぱいいる・・・。イキナリウォッカを勧められるが、お断りして水を頂戴します。・・・家主らしき人が、たけしくんのいるバス停までついてきてくれた・・・。
家主?さんは、「家で休みなさい。」っと、言ってくださったのでお言葉に甘えてお邪魔します・・・。しかし、ヤバそうな“たけしくん”。
・・・涼しい室内なので一安心して、日暮れを待つ事に。・・・私もうとうと寝てしまった・・。4時に目が覚めると、酔っ払ったオッチャンが何やら“たけしくん”をマッサージ?してる、薬も頂いたみたい・・・・。おいおい・・・そっとしてやってくださいなぁ・・・。おっちゃんは「これは大変だ!!任せなさいぃ!!」っと言わんばかりの形相なので、もうおまかせ・・・。

わたる「( ̄ω ̄;)たけしくん、どんな感じ??」

たけし「・・・(=◇=;)熱が上がってるかも・・・。今日はもうここに泊まりますウ・・・。」

その方がいいね。・・・俺もそうすっかな・・・。でも、これを家主さんに伝えるのが大変だぁ・・・。酔っ払ったオッチャンは治療終了とばかりに、オーケーサインをだしてきたぁ・・・そして・・・5??・・・・何よ??・・・書いてよ・・・500・・・うん・・・500なに??・・・ドルマーク・・・!!Σ(◎口◎;)!!500ドルってか!!なんじゃそりゃ!!意味がわからん!!薬1錠とヘンテコマッサージで500ドルってか!!アホか!酔っ払いにも程がある!!
カチーンっときた私は「(` 曲 ´)ニェット!!ニェットォォォお!!(そんなもんあるかぁ!!)」っと、怒鳴り散らしたら、300ドル・・・200ドル・・・100ドル、なんで下がるんだよ!!。   
家主?さんを探すが見当たらない・・・。これは面倒だな・・・。

わたる「・・・( ̄Д ̄;)たけしくん、もうスグ日が暮れる、“コルソン”町まで15キロ位のはず・・・宿も病院もあるでしょ・・・そこまで頑張れるか・・・ここは出たほうがよさそうだ・・・。」

たけしくんも感づいたのか、荷物をまとめてお礼を言って出発!・・・しようとするが、私の帽子が見当たらない・・・もう!!いいよ!!ありがとね!!バイバイ!!。

民家を抜け出したが、たけしくんの調子は変わらない・・・。日陰を見つけながらゆっくり行こう・・・無理なら車を無理や止めるしかない・・・。しかしキツそうだ・・・っと、後ろから車がやってきた。さっきの家主さんだ!!おお!!私の帽子を届けてくれたぁ!何はともあれよかったぁ・・・そしてありがとうございましたぁ。
この家主??さんはいい感じだったぁ・・・でも、さっきの酔っ払いおいちゃんは・・・忘れよう。感謝の心だけ胸に止めておけばいいや。

っと、それどこじゃない“たけしくん”。日陰で止まり、水を買ってくるが・・・

たけし「・・・(=△=)わたるさん・・・もう車で移動します・・・。」

そうしよ!!・・・でもこの大通りでタクシーは見かけないなぁ・・・。とりあえず片っ端からヒ
茂木たけしは後ろで死んでます♪
ッチハイク!!。ホテルに着けばゆっくり休める!。病院は・・あるのかなぁ・・・。
何台か止まったが、皆チャリンコを積むスペースが無い・・・。数代目のミニバンの中に英語を少しゃべれるお兄さんがいる!!。“コルソン”にホテルがあるか聞いてみると、周りの皆さんに聞いてくれた!!。どうやら3キロ程先にホテルがあるみたい!!よっしゃ!すぐじゃー!。・・・しかし動けない“たけしくん“。とりあえず先に行き宿の確認。
結婚式場みたいなホテル。滞在登録はやってないみたい・・・。2人で“70000ソム(30ドル弱)”。寝床確保!!とりあえずオッケー!!。たけしくんを迎えにゆくと、ユックリこっちにやってきていたぁ・・・

ワタル「p(・∩・)qもうすぐそこだガンバレ!!」

なんとか宿に到着するが、水も食料もないので、たけしくんを置いてそのまま買い出しに。
ガッツリ水分とフルーツを買いホテルに戻ると・・・

Σ( ̄ロ ̄lll)あれ!?!たけしくん入口で倒れてる!!なんで部屋に通してやんないの!?!頼むよォォおおお!!」

事情を聞くと、なんでか状況が一変したらしく泊まれないと言い出したぁ・・・(´Д`)なんでぇ・・・病人なんだけど・・・。これでは拉致があかない・・・・。さっき病院あったなぁ・・・。しかし病院を拒否する“たけしくん”。彼は看護師なので、症状を把握してる様子・・・たぶん・・・。
明日は生きているのかぁ!ガンバレ茂木たけしぃ!!

たけし「・・・(×_×;)もう其の辺で野宿しますウ・・・。」

そうだな!!ここもいてもしょうがない!!
表にでて、皆にお礼を言って、またまた出発・・・・すぐに建設中の住宅街があったので、野宿。・・・・結局テントかよ・・・。なんとも、忙しい1日だったぁ・・。
明日は大丈夫かなぁ・・・・。俺も時間ないし、明日早朝ダメならタクシー乗せて“ブハラ”に向かわせるか病院行きだなぁ・・・。世話のかかる看護師ですなぁ・・・。

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